Mobile Device Managementモジュールと、モジュールが管理するデバイスとの間の通信の大部分は、デバイスユーザーとVSAユーザーの両方から見えません。コマンドをデバイスに送信するときに、VSAユーザーは次の概念を理解する必要があります。
コマンド処理
コマンドステータス
[デバイスのステータス]ページの[コマンドステータス]ボタンをクリックすると、デバイスに送信した過去または保留中の各コマンドのステータスが表示されます。コマンドのステータスは次のいずれかになります。
- コマンドは保留中です。エージェントはチェックインしておらず、コマンドを取得していません。
- エージェントがコマンドを処理中です。
- 操作が完了しました。
- コマンドが失敗しました。
エージェントのチェックイン間隔
デフォルトでは、デバイスは720分(12時間)ごとにMobile Device Managementにチェックインします。チェックインしたときに、前回のチェックイン以降収集した追跡データがサーバーに送信されます。サーバーのキューに登録されているコマンドもデバイスに送信されます。iOSデバイスのようにプッシュ機能をサポートするデバイスに対しては、即座にデバイスにプッシュされるコマンドもあります。
エージェントの即座のチェックインを要求
iOSかAndroidかを問わず、任意のデバイスに即座のチェックインを要求できます。[デバイスのステータス]ページの[チェックインのリクエスト]ボタンをクリックすると、次の動作が実行されます。:
いずれの場合でも、Kaseyaエージェントアプリのアイコンをタップしてアプリを開くようにデバイスのユーザーに指示します。Kaseyaエージェントアプリが開くと、アプリエージェントは即座にチェックインします。
デバイスのバッテリ電力の節約
デバイスの追跡をオフにすることは、デバイスのバッテリ電力の節約に最も貢献します。エージェントのチェックイン間隔を長く設定することでも、デバイスのバッテリ電力が節約されます。
インターネット接続のないVSA
Mobile Device ManagementはプライベートなVSAネットワークではサポートされていません。