CIMモニターは、CIMをサポートし、エージェントとプロバイダが構成された任意のハードウェアプラットフォームで、構成されたCIMエージェント(CIMOM)を照会できます。CIMOMの構成方法については、ハードウェアのマニュアルを参照してください。
このモニターは、CIMOM(エージェント)のCIMパフォーマンスカウンターを照会し、得られた値を比較演算で値と比較できます。比較演算でfalseと評価されると、モニターはテストに失敗します。ホスト、データストア、メモリ、CPUなどの多くのパフォーマンスカウンター資産をサポートします。
注: CIMモニタリングの概要については、Kaseyaのナレッジベースを参照してください。
注: ここでは、モニター固有の設定のみを説明しています。「標準モニター設定」を参照してください。
接続の設定
CIMモニターのプロパティ
root/cimv2
です。お使いのシステムに固有のネームスペースについては、ハードウェアのマニュアルを参照してください。もう1つの共通ネームスペースはroot/interop
です。閾値の設定
CIMアカウント
資産タイプとして[その他/不明]を選択した場合、CIMOMに対して認証するにはここでアカウントを選択する必要があります。CIMユーザーに少なくとも指定ネームスペースの読み取り権限があることを確認ください。
参考情報およびリンク
CIM(Common Information Model)は、DMTF(Distributed Management Task Force)が定義して公開した標準です。WBEM(Web-Based Enterprise Management)などの他の標準は、実装の検出やアクセスに使用するプロトコルなどのCIMの実装を定義しています。
WMI(Windows Management Instrumentation)およびSBLIM(Standards Based Linux Instrumentation Management)は、実装例です。その他に、SMI-S(Storage Management Initiative - Specification)、SMASH(Server Management Architecture for Server Hardware)、DASH(Desktop and mobile Architecture for System Hardware)があります。