Discoveryとの統合

Network Monitorは、ネットワーク検出を実行するためにDiscoveryモジュールを使用します。Discoveryでは、1台のネットワークマシンに単一のエージェントをインストールするだけで、そのネットワーク上のその他すべてのデバイスを検出できます。ネットワークが検出されると、[ネットワーク別LANウォッチ]ページに表示されます（下のイメージを参照）。

• エージェントを初めて操作する場合は、『エージェント構成および配置クイックスタートガイド』を参照してください。
• Network Monitorでは、Network Monitorモジュール内での管理デバイス（資産）の手動の追加または削除をサポートしていません。Network Monitorでデバイスを操作するには、デバイスがDiscoveryによって検出され、資産に指定されなければなりません。

ネットワーク検出

1. Discovery の[サマリー] > [ネットワーク別LANウォッチ]ページに移動します。
2. 上側のパネルでネットワーク行を選択し、[編集]をクリックします。
3. 覚えやすいネットワーク名を入力します。
4. IPスキャン範囲を指定するか、デフォルト値をそのまま使用します。
5. このネットワークに関連する組織を選択します。

   注： この割り当てによって、ネットワークをスコープに含めることも、除外することもできます。VSAユーザーログインで使用しているスコープによって、Discoveryでのネットワークの表示、およびNetwork Monitorでの対応するゲートウェイノードの表示が可能かどうかが決まります。この割り当ては、検出された資産に割り当てられた組織およびマシングループに影響しません。

6. 編集した項目を保存します。ただし、スキャンはまだ開始しないでください。

資産プロモーション

検出されたデバイスのうち、VSAで管理するとユーザーが指定したものを"資産"と呼びます。この資産は、検出後に資産と共に操作する組織やマシングループと関連付ける必要があります。エージェント資産は、エージェントのインストール時に組織およびマシングループに関連付けられます。エージェント以外のデバイスを"資産"としてマークすることを、資産の昇格と呼びます。Network Monitorが監視するのは、資産のみです。

Discoveryは、[資産の昇格]タブでデバイスから資産への昇格を自動化します。デフォルトでは、検出されたすべてのデバイスに、ネットワーク上でデバイスのスキャンに使用されたエージェントプローブと同じ組織とマシングループが割り当てられます。資産の種類に基づいて、検出されたデバイスを異なる組織やマシングループに割り当てることもできます。

スキャニング

[すぐにスキャンする]をクリックすると、選択したネットワーク上でデバイスの検出が即座に開始されます。また、[スキャンのスケジュール]ボタンをクリックして、デバイスの検出を再発でスケジュールすることもできます。

スキャンの開始直後にNetwork Monitorモジュールに移動すると、モニターツリーに資産が表示され始めます。