モニタリング対象資産のパフォーマンスに関する問題

特定の時刻に突発的にエラーが発生します。また、モニタリング対象資産でのバックアップの開始時や、その資産上にあるデータベースで大量のクエリーが実行されるときなどに、その他のパターンが発生します。

原因

モニタリング対象資産が他のタスクの実行中でビジー状態のため、Network Monitorからのリクエストを完了できないことがあります。この問題は、ネットワーク帯域に関連する場合もあります。たとえば、VPN接続経由のモニタリング対象資産では、ネットワークパフォーマンスと待機時間が大幅に低下することがあります。エラーメッセージはさまざまに異なりますが、一般的にRPC障害にすべて関連します。

解決方法/対応策

• テスト頻度を300秒に減少します。
• 誤検出を除外するために、[アラーム生成]値を5以上に設定します。
• モニターでアラームのフィルター処理機能を使用して、閾値に達していないエラーを除外します。
• 原因がネットワーク帯域が低いこと、またはネットワーク遅延が大きいことである場合は、ゲートウェイをモニタリング対象資産に近い場所に配置できます。ゲートウェイが使用するネットワーク帯域は、通常テストで使用されるネットワーク帯域に対してごくわずかな割合です。