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パッチ失敗

パッチのインストールが終わると(必要ならリブートも終わると)、システムは、ターゲットマシンを再スキャンします。再スキャンで、紛失がまだあれば、失敗したことを報告されます。パッチが成功しない理由はいくらか考えられます:

  • ディスクの空き容量が不十分 - パッチがファイルシェアから、設置されているマシンのハードディスクにダウンロードされる。完全にインストールするために、複数のパッチで(特にサービスパック)追加ディスクスペースが必要です。ターゲットマシンのディスクに十分な空き容量があるか確認します。
  • パッチファイルが不良 - コメント欄に パッチファイルが不良が現れると、なんらかの理由でパッチファイルが実行に失敗したことを示します。複数のパッチをまとめてインストールする計画を立て、そのうちの一つだけが失敗しても、全パッチが パッチファイルが不良と表示されます。このシステムは手順での失敗を報告し、どのパッチが不良なのかを識別できません。
  • パッチファイルが壊れている - ダウンロードしたパッチファイルが壊れています。
  • パッチの場所がわからない - コメントパッチの場所がわからないというフレーズは、マイクロソフトウェブサイトからパッチをダウンロードしたURLがわからなくなったことを意味します。パッチ場所ページで手動で正しい場所を入力できます。
  • リブートなし - 複数のパッチが有効となる前にシステムをリブートするよう要求します。リブートアクション設定が、リブートを許可していなければ、パッチはインストールできても、リブートしてからでないと有効となりません。
  • コマンドライン失敗 -  コマンドライン ファンクション内のコマンドラインパラメータセットが,正しくないのなら、通常は実行可能パッチが、運営マシン上でダイアログボックスを表示し、コマンドラインに問題があることを知らせます。このエラーはパッチのインストールを中止し、パッチインストール手順が終了してしまいます。パッチファイルは運営マシン上に残りインストールが失敗しましたと表示します。そのパッチの正しいコマンドラインパラメータを入力して、再度インストールをためしてください。

    注: 各パッチのコマンドラインパラメータは、世界規模て適用され、マスタ役割ユーザーだけが変更することができます。

  • MSオフィースコマンドラインの失敗 - Microsoft Office (Office 2007以前) と一緒に使用することを認められているパッチに関するコマンドラインパラメータは/Qのみです。MS Office (Office 2007以前) のパッチは、OfficeインストールCD(s)が必要で, /Qコマンドラインパラメータを使うと、パッチのインストールが失敗することがあります。 Office関連のパッチが失敗すると、/Qコマンドラインパラメータを取り除き、再度試してください。

    警告: Microsoft Office 2000, XPと 2003で使用を認められたパッチ関連の唯一のスイッチは (Officeと記載) /Qです。/Qが指定されていない場合は、Microsoft Office 2000, XP, と2003 スイッチは/INSTALL-AS-USERにリセットします。MSOCache がマシンにあり、/INSTALL-AS-USERスイッチが設定されていれば、 Microsoft Office 2003パッチにはサイレントインストールをする /MSOCACHEスイッチが含まれています。

  • パッチダウンロードを阻止 - パッチファイルはマシンに送られません。マシンIDのファイルソース設定により、このシステムは、直接インターネットから、KServer、ファイルシェアーに、あるいは運営マシンに直接ダウンロードします。マシンIDのファイアウォールは、これらのダウンロードを阻止することがあります。エージェントに供給されるサイズがたった1k~ 2kバイトのパッチは、この問題に遭遇しえます。
  • ログインしていないユーザー - 場合によっては、パッチされるマシンのユーザーは、パッチを実行中にインストールで出てくるダイアログに答えるためにログインしていなければなりません。パッチ手順は、ユーザーが現在ログインしているかどうかを自動的に検出し、ログインしていなければインストールを続けません。ユーザがいて、マシンにログインしていると、インストールを再度計画します。
  • 証明書に管理者権利がない - マシンIDに対して証明書が定義されている場合、パッチ管理はこの証明書を使用してすべての新しいパッチをインストールします。したがって、証明書の設定は、常に管理者権限を持つユーザーであるはずです。
  • 手動インストールのみ - パッチの失敗ではありません、要求事項です。パッチやサービスパックの中には、パスワードや、VSAが知りえないカスタムセットアップの知識を必要とするものがあります。 VSA は、以下の警告のあるパッチを自動でインストールしません:

手動インストールのみ
ウインドウズアップデートウエブサイトのみ有効なパッチ
パッチ不可: 最新版にアップグレードしなければなりません

これらのアップデートは、各マシン上で手動でインストールしなければなりません。

パッチインストール失敗のトラブルシューティング

パッチスキャン処理レポートがパッチのインストールが失敗したことをレポートすると、KBxxxxxx.log (ある場合)およびWindowsUpdate.logがKServerにアップロードされます。加えて、"インターネットベースのインストール"を必要とするパッチに対して、ptchdlin.xmlファイルがKServerにアップロードされます。これらのファイルは、特定のマシンに対してエージェント手順 > ファイルを入手を使用して確認され、パッチインストール失敗のトラブルシューティングを助けます。情報センター > レポート > ログ > エージェント手順のログには、それぞれのマシンについてこれらのログファイルがKServerにアップロードされていることを示すエントリーがあります。