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サーバーを構成する

サーバーはシステムの中心です。ユーザーは、このサーバーのウェブインターフェースを通じてすべての機能にアクセスします。すべての管理されたマシンで、 エージェントはこのサーバーに接続して、指示/タスクのオーダーを受けます。

サーバーは、ユーザーとエージェントの両方からアクセス可能でなければなりません。

ユーザーおよびエージェントは、インターネット上のどこからでもサーバーに接続できる必要があります。サーバーが以下の要求事項を満たしていることを確認します:

  1. パブリックなサーバー名/IP アドレス - サーバーのパブリック IP アドレスを定義します。サーバーがゲートウェイの背後のプライベートネットワークにある場合は、VSA はプライベート IP アドレスを使用します。長期的には、IP アドレスの代わりに名前を使用する方が望ましいです。名前を使用していれば、IP アドレスを変更しても、エージェントを再構成する必要はありません。システム > 構成を使用して、VSA の名前/IP アドレスを設定します。
  2. ファイアウォールで必要なポートを開けます - ユーザーはウェブインターフェース(通常はポート 80)を通じて VSA にアクセスします。エージェントは個別のポート(デフォルトではポート 5721)でサーバーに接続します。これらのポートの両方が、ファイアウォールで TCP/IP トラフィック用に開いていなければなりません。エージェント用のポート(5721) は、インバウンドとアウトバウンドの両方に対して開いていなければなりません。
  3. ローカルホストからウェブサーバーへのアクセスを確認します - いくつかの VSA サービスはローカルホストのアクセスによります。通常は、ローカルホストは次の手順で有効にできます:
    1. IIS Enterprise Manager を起動します。
    2. [デフォルトのウェブサイト] を右クリックして、[プロパティ]をクリックします。
    3. [ウェブサイト] タブをクリックします。
    4. [IP アドレス] フィールドが (すべて未割り当て) に設定されていることを確認します。
  4. アウトバウンドEメール有効 - Eメールは組み込みの SMTP サービスを使用して送信されます。このサービスは、[システム] > [アウトバウンドEメール]を使用してアウトバウンドEメールを作成するとただちに自動的に有効になるはずです。アウトバウンドEメールの発信元アドレス、Eメールサーバーおよびポートは VSA のインストール中に指定しますが、いつでも変更できます。

注: 既存のKServerを新しいマシンへ移行する最新の手順については、「Kaseyaサーバーを新しいコンピュータに移動する方法」の項目を参照してください。(270436) Kaseyaサポートのナレッジベースポータルにあります。