[レコードマネージャログ]ページには、Kaseya Record Manager
サービスによって作成されたログエントリーが表示されます。このサービスは、Network Monitorのインストール時にインストールされます。レコードマネージャは、Network Monitorに統計ストレージ機能とクエリー機能を提供します。Kaseya Network Monitor
サービスと同じサービスクラスをベースとしているため、インストール/アンインストールコマンドは共通です。
フォルダ
レコードマネージャには、rminit.cfg
ファイルで指定される基本ディレクトリが1つあります。このディレクトリには、毎日用のフォルダとrealtime
という名前のフォルダが1つずつ含まれます。realtime
フォルダには、モニターごとにX
件のレコードが含まれ、簡易アクセスキャッシュの役割を果たします。このファイルは再構成できます。
rminit.cfg
レコードマネージャには、次のパラメータを含むrminit.cfg
という名前の初期ファイルがあります。
# Record manager configuration file
bind_if=
listen_port=3030
storage_path=rmstorage
service_name=Kaseya Record Manager
display_name=Kaseya Record Manager
RPC
レコードマネージャはTCP/IPプロトコルを使用して、ポート3030(デフォルト)でRPCを使用するNetwork Monitorと通信を行います。デフォルトでは、レコードマネージャはKNM
と同じディレクトリにインストールされます。必要に応じて、レコードマネージャは別のマシンにもインストールできます。
KNMのinit.cfg
のパラメータは、インストールしたマシンを反映するように変更する必要があります。
RECORDMGR_HOST=host_name_or_ip
RECORDMGR_PORT=3030
システム管理者コンソールの関連コマンド
コマンド |
スイッチ |
説明 |
ステータス |
-recordmgr |
レコードマネージャのステータスメッセージを出力します。 |
recordmgr-rebuild |
YYYY-MM-DD(年-月-日) |
指定日(2012-09-01など)のファイルを再構成します。 |
recordmgr-rebuild |
-all |
すべての最終ファイルを再構成します。使用する場合は十分な注意が必要です。この処理は完了するまで数時間かかります。その間、レポートが正しい結果を提供しない場合があります。 |