このMySQLモニタータイプは、MySQLデータベースの重要な項目をモニターできます。
注: ここでは、モニター固有の設定のみを説明しています。「標準モニター設定」を参照してください。
必要条件
MySQL Connector/CまたはMySQL Workbenchパッケージを、Network Monitorのサーバーまたはゲートウェイにインストールする必要があります。使用しているサーバーが64ビットの場合でも、32ビットのクライアントをダウンロードし、インストールしてください。これは、Network Monitorが32ビットのアプリケーションで、32ビットのドライバーが必要であるためです。
インストール後、libMysql.dll
のファイルパスがWindowsシステムパスに指定されていることを確認してください。このファイルパスは通常、管理者パッケージのインストール中に指定され、場合によってはサーバーの再起動が必要になります。変更を反映するには、Network Monitor nmservice.exe
サービスを再起動する必要があります。Network MonitorがこのDLLファイルにアクセスできない場合、MySQLモニターは失敗し、 libMysql.dll
ファイルが見つからないというエラーメッセージが出力されます。
通常、使用しているMySQLサーバーがローカルクエリーにのみ応答する場合、つまり、使用しているアプリケーションがデータベースと同じサーバーにある場合、次の簡単な手順に従って、MySQLデータベースをモニターするKNMのアクセスを許可する必要があります。
/etc/mysql/my.cnf
の"bind-address"をサーバーの正しいIPアドレスに変更するか、サーバーのすべてのIPアドレスをリスンするように、サーバーのbind_address
行の先頭に#を付けてコメントアウトする必要があります。mysql –u root –p
use <database name>
GRANT ALL ON *.* to root@’<ip address of your KNM host/gateway>’ IDENTIFIED BY ‘<your root password>’;
FLUSH PRIVILEGES;
モニター固有のプロパティ
データベースに接続し、構成済みのテストを実行するには、次のフィールドが必須です。
パフォーマンスモニタリングのオプション
実行しないテストのフィールドを空白にします。
long_query_value
時間を超えたクエリーとして定義されています。スロークエリーの数がこの値を超えるとテストが失敗する閾値を数値で入力します。SQLクエリーオプション
オプションのSQLステートメントを実行し、比較演算を用いてその出力を事前定義の値と比較できます。