メモリ使用率モニター
メモリ使用率モニターは空きメモリをテストし、指定の閾値を下回るか、資産が利用不可の場合にアラームをトリガーします。
- システムのタイプ:: その他/不明を除くすべて
- カテゴリー:パーフォマンス
Windows資産では、メモリ使用率の測定方法として、WMIまたはWindowsパフォーマンスカウンターを使用できます。
- WMIまたはWindowsパフォーマンスカウンターの場合、モニタリング対象資産のレジストリの読み取り権限を持つWindowsユーザーが必要です。
- Windowsパフォーマンスカウンターを使用する場合、モニタリング対象資産で"リモートレジストリ"サービスを有効にして、開始する必要があります。
UNIX資産では、KNMはSSH2を用いてモニタリング対象資産に接続し、選択したオペレーティングシステムに固有のコマンドを実行します。UNIX資産に使用されるユーザーが必要なコマンドを実行できることを確認してください。free -m
がデフォルトのコマンドです。場合によっては、資産にソフトウェアをインストールする必要があります。
注: Windowsマシンでこのモニタータイプに問題が発生した場合は、資産ノードの[詳細]タブにある[WMIを使用する]チェックボックスのチェックを解除してみてください。
注: ここでは、モニター固有の設定のみを説明しています。「標準モニター設定」を参照してください。
モニター固有のプロパティ
- 空きメモリ - 必要な空きメモリの量。空きメモリがこの値を下回ると、モニターはテストに失敗します。
- 単位 - テストする空きメモリの単位。空きメモリの閾値はこの単位で指定されます。
- プロセスレポート - チェックした場合、アラームメッセージにプロセスのメモリ使用量が含まれます。
- タスクマネージャ概算 - チェックした場合、Windowsタスクマネージャの値を概算する方法を使用してメモリ使用率を計算します。チェックしない場合、従来のNetwork Monitorの方法を使用します。
- 資格情報の継承 - Windowsドメイン資格情報が必要な場合は指定します。チェックした場合、継承されます。チェックしない場合、資産ノードの[認証]タブで資産に設定したWindowsドメイン資格情報がオーバーライドされます。