Pingモニター
Pingモニターは、ICMPプロトコルを使用して事前定義の期間内に資産がpingパケットに応答することを検証します。このモニターは、テスト中にパケット損失とラウンドトリップ時間も計算できます。モニターがパケット損失レベルでトリガーするのは、ラウンドトリップ時間が指定範囲内にある場合に限られます。
注: pingプロトコルは、ネットワーク内の優先順位が非常に低いプロトコルの1つで、一部のホストはデフォルトでpingパケットに応答しません。
- システムのタイプ:: すべて
- カテゴリー:ネットワークサービス
注: ここでは、モニター固有の設定のみを説明しています。「標準モニター設定」を参照してください。
モニター固有のプロパティ
- タイムアウト - pingパケットがホストから戻るまでモニターが待機するラウンドトリップの最大時間(単位: ms)。
- パケット損失 - ホストへの送信時に失われるパケットの最大数。送信される合計パケット数の割合(%)で指定します。
- 送信パケット数 - 各テストに送信するパケット数。値を大きくするほど、パケット損失とラウンドトリップ時間の値がより正確になります。
- トレースを含める - オプションを選択すると、アラームメッセージにトレースルートログを含めます。
- 最大ホップ数 - アラーム状態の間に実行されるトレースルートホップの最大数。デフォルト値は
255
です。 - 代替IP - テストするセカンダリIP。モニターは同一テストで代替IPにpingを送信できます。
- パケットサイズ - パケットで送信されるデータの合計サイズ。IPおよびICMPヘッダーサイズ(28バイト)は含まれません。たとえば、1500バイトのMTUをテストする場合は、ここに「1472」と入力します。
- フラグメント化しない - 送信pingパケットに"フラグメント化しない"オプションを設定します。