Windows Management Instrumentation (WMI)

WMIは、資産を新規作成するときにすべてのWindowsパフォーマンスモニターによってデフォルトで使用されます。WMIプロトコルは、古いバージョンのWindowsパフォーマンスレジストリ呼び出しよりも帯域の効率が高い点で優れています。ただし、Windows VistaやWindows 2008（サービスパックなし）などの一部のプラットフォームでは、WMIはパフォーマンスの影響が高いため、これら2つのプラットフォームをモニターするときにWinperfが推奨されることがあります。

経験が浅いシステム管理者にとって、リモートモニタリング向けにWMIを構成するのは難しいという歴史があります。

WMIのトラブルシューティング

この記事では、Windowsパフォーマンスモニタリングでよくある問題と、その解決方法について説明します。

状況

次のエラーメッセージが表示されます。

Access denied. User may lack remote launch and remote activation permission.

資産の[WMIを使用する]をチェックすると、次のモニタータイプはWMIを使用します。

WMIクエリモニター（*）
Active Directoryモニター（*）
帯域モニター
CPUモニター
ディスクモニター
メモリモニター
スワップモニター

* 常にWMIを使用

このエラーメッセージは、次の場合に表示されます。

使用しているユーザーアカウントが、ドメインまたはモニタリング対象マシンでWMIを使用できるように設定されていない。
ファイアウォールが閉じている。
ユーザーがモニタリング対象マシンの管理者ではない。

サブトピック