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Book Contents

ユーザー

ユーザーのページはユーザーアカウントを作成、削除します。ユーザーアカウントが作成されると、このページは役割スコープにユーザーを割り当てることができます。

ユーザー

各ユーザーは、少なくとも役割を1つと、スコープを1つ割り当てられていなければなりません。1人のユーザーに複数の役割とスコープを指定できますが、いつも、1つの役割と1つのスコープだけが作動します。.アクティブ役割とスコープは、ページの右上の役割スコープドロップダウンリストで選択します。それぞれの機能にアクセスすれば、ユーザーパスワード、ユーザーログオンの可/不可、ログオフユーザーをリセットできます。

マーターユーザー対標準ユーザー

マスターユーザーは マスターユーザー役割と、マスタースコープを使用するVSA ユーザーです。マスターユーザー役割は、ユーザーにVSA全体で全機能にアクセスできます。マスタースコープは、VSA全体で、全スコープデータオブジェクトにアクセスできます。マスターユーザー役割は非マスタースコープで使用できますが、マスタースコープは非マスター役割に使用できません。KServerマネージメント構成と他の専用機能マスター役割ユーザーでのみ実行できます。マスター役割ユーザーは、ユーザー定義データオブジェクトのオーナーシップを取るの追加能力を提供します。標準ユーザーという用語は、マスターユーザー役割とマスタースコープを使用しないユーザーを示すのに使うことがあります。VSAユーザーがページにリストアップされると、ベージュの2つの影のバックグランドがマスター役割ユーザーを示します。灰色の2つの影のバックグランドが非マスター役割ユーザーを示します。

マスターユーザー

  • 十分な数のroletypeライセンスがあれば、どのユーザーもマスターユーザー役割とマスタースコープを割り当てられます。
  • Master role ユーザーは、ユーザーインターフェースにより提供される全ナビゲーションとコントロールオプションを見て操作できます。
  • Master scopeユーザーは、全スコープデータオブジェクトを見たり、追加したり、編集したりできます。オブジェクトとは、組織、マシングループ、マシン、部署、サービスデスクのことです。
  • マスターは、ほかのマスターユーザーを含め、どのユーザーも追加、削除できます。マスターユーザーであっても、ログイン中に自分のアカウントを削除することはできないので、システムは常に少なくとも1人のマスターユーザーを定義するよう要求します。

標準ユーザー

  • 標準役割ユーザーは、見ることを認められていない役割を見ることはできません。
  • 標準スコープユーザーは、見ることを認められていないデータオブジェクト、またはユーザーを見ることはできません。
  • 標準ユーザーは、それらの機能にアクセスが許されるなら、他のユーザー、スコープ、役割を作成できます。
  • 標準ユーザーは、標準ユーザーが持っている特権を超えたアクセスを認められません
  • 標準ユーザーは、機能へのアクセスが認められていれば、ほかの標準ユーザー(マスターユーザーは不可)を作成できます。
  • デフォルトでは、新しい標準ユーザーはそれを作成した標準ユーザーのスコープと役割を継承します。
  • マスターユーザーが新しい標準ユーザーを作成すると、その標準ユーザーはスコープまたは役割を継承しません。この方法を使って、マスターユーザーは、新しい標準ユーザーのスコープと役割を手動で割り当てなければなりません。

マシンユーザー

  • マシンユーザーは、マシンにインストールされているVSAエージェントでマシンを使用します。それらをVSAにログオンできるVSAユーザーと混同してはいけません。
  • マシンユーザーは、マシンのシステムトレイにあるエージェントアイコンをクリックして、単一のマシンに関係している機能とデータのVSA ポータルアクセス ウインドウを見ることができます。ポータルアクセス は、VSAからアクセスするとライブ接続と呼ばれます。
  • ポータルアクセス機能へのアクセスは、そのマシンが指定されているマシン役割で決まります。運営されているマシンはデフォルトで、デフォルト マシン役割に指定され、VSA ユーザーにより制限されない限り、全マシンユーザのポータルアクセスにアクセスします。
  • マシンからのデータオブジェクトへのアクセスは、匿名 スコープで決まります。現在のところ匿名スコープで利用できるデータオブジェクトはサービスデスクチケットのみです。ポータルアクセスに見える他のデータすべては、そのマシン自体により作成されます。

注:各ユーザーは自分のログオン名、パスワード、Eメールアドレスをシステム > プリファレンスで変更することができます。

警告: ご自分のVSAを簡単に運営し、監査するために、各ユーザーにそれぞれの独自のログオン名を提供します。ユーザーまたはアドミンのようなもともとのログオン名は使わないでください。これらのログオン名は各ユーザーが取った管理行動を監査するのが難しくなります。

新しいユーザーの作成

  1. 新しいをクリックします。ユーザー追加ダイアログが表示されます。
  2. ユーザー追加ダイアログ内の入力を完了します。
    • ユーザー名を入力します。
    • パスワードを パスワードパスワード確認フィールドに入力します。パスワードは大文字と小文字を区別します。

      注: システムで強力なパスワードを作成するには、提案をクリックします。新しいパスワードが自動的に パスワードパスワード確認フィールドに入力します。OKをクリックする前に書き込んだか確認し、ダイアログボックスを閉じます。

    • 次のログインでパスワード変更を要求チェックボックスをチェックして、最初にログオンした時にユーザーに新しいパスワードの入力を強制します。
    • 新しいユーザーのEメールアドレスを入力します。
    • 新しいユーザーの当初の役割を選択します。
    • 新しいユーザーの当初のスコープを選択します。
    • を入力します。
  3. 保存をクリックします。新しいユーザーが、中央のペーンに表示されます。

現存するユーザーレコードを変更する

  1. 中央のペーンに表示されたユーザーをクリックします。
  2. ユーザー記録の以下の属性を編集します:
    • Eメールアドレス
  3. 役割タブを使って役割を追加、削除します。
  4. スコープタブを使ってスコープを追加、削除します。
  5. [パスワード設定]ボタンをクリックしてパスワードを変更します。
  6. [パスワード強制]ボタンをクリックしてユーザーにパスワード変更を強要します。
  7. [可] または[不可]ボタンをクリックしてユーザーログインを可/不可にします。

パスワード設定

中央のペーンでユーザーを選択し、パスワード設定をクリックして選択したユーザーのパスワードを変更します。パスワードは大文字と小文字を区別します。

パスワード強制

中央のペーンで選択したユーザーに次のログオンに変更を強要します。

可 / 不可

中央のペーンでユーザーを選択し、または不可をクリックして選択したユーザーの VSAへのログオン能力を可または不可から選択します。これはすでにVSAにログオンしているユーザには影響しません。中央ペーンの不可コラムは、ユーザーが VSA上でログオンを阻止されているかどうかを示します。

ログオフ

中央ペーンのコラムは、ユーザーが現在ログオンしているかどうかを示します。中央のペーンで自分以外のログオンユーザーを選択し、ログオフをクリックしてそのユーザーをログオフします。ユーザーはログオフしないてブラウザーを閉じるとログオンしたままとなります。システム > ログオンポリシーでの ユーザーセッションが期限切れになる前の不作動の時間の設定で、不作動ユーザーセッションがいつ自動的にログオフされるのか決定します。

注: ユーザーログオンに影響を与える機能のサマリについては、VSA ログオンポリシーをご覧ください。