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Book Contents

複数エージェントのインストール

同じ管理されるマシンに複数のエージェントをインストールし、それぞれが別のKServerにチェックインするようにできます。

  • v6エージェントはv5.1またはそれより古いエージェントと共存できます。
  • v6エージェントはv6以外のエージェントと共存できます。
  • 別のKServerからv6エージェント インストーラを実行すると、追加エージェントを入手できます。
  • エージェントのインストーラを自動的に実行するドメインコントローラのログイン手順を持つ管理されるマシンは、必ずv5.1またはそれより古いKcsSetupファイルをv6 エージェントに更新しなければなりません。 v5.1またはそれより古いインストーラはより新しいv6エージェントについて知らないので、たとえv6エージェントが存在しても再インストールします。
  • 複数のMacintoshエージェントのインストールはサポートしていません。

ドライバーの使用

マシンに複数のエージェントがインストールされている場合、ファイルアクセスネットワークアクセスアプリケーションブロッカを使用するのに必要なドライバーをコントロールするエージェントは一度に1つだけです。これらの機能は、エージェントがコントロールするこれらのドライバーでのみ実行可能です。

  • 元は、最初にインストールされたエージェントがドライバーをコントロールします。
  • ドライバーをコントロールする最初のエージェントがアンインストールされると、これらのドライバーもアンインストールされ、以下の3つの機能はエージェントによって実行できなくなります。
  • 以下のドライバーは以下のイベントのどれかによって再インストールされます:
    • マシンの既存のエージェントのどれかが更新されます。更新されたエージェントがドライバーをコントロールし、以下の3つの機能を実行できます。
    • 新しいエージェントがインストールされます。新しくインストールされたエージェントがドライバーをコントロールし、以下の3つの機能を実行できます。
  • どのエージェントがドライバーをコントロールするかを決定するには、下のレジストリーを参照してください。

管理されるマシンのエージェントの特定

Kaseyaのエージェントがインストールされると、エージェントに対してKServerの6文字の顧客IDとランダムに生成される14桁の数字で構成される一意の識別子が作成されます。エージェントGUIDと呼ばれる、この一意のエージェント識別子は、エージェントのプログラムファイルを保存する個別のサブフォルダを作成するために使用され、エージェントのレジストリー値として使用されます。

下の例で、エージェントは以下のプレースホルダーに固有の情報を表示します:

  • <GUID> - エージェントのGUID。
  • <company> - エージェントのインストールディレクトリ。
  • <serveraddress> - エージェントがチェックインするKServerのアドレス。
  • <machineID.groupID.orgID> - KServerのエージェントのマシンID、グループID、および組織ID。
  • <shortcutname> - ショートカットの名前。例:Kaseya Agent #2

ショートカット

マウスカーソルをKaseya Agentのショートカットの上に移動すると—たとえば、Windowsのスタートメニューのショートカット—次のようにツールチップが表示されます:

  • Start Agent service.(machine.GroupID:<machineID.groupID.orgID> Address:<serveraddress>)
  • ショートカットを右クリックすると、このテキストがショートカットのプロパティページのコメントフィールドにも表示されます。

Word 60% / HTML 100%

エージェントについて

管理されるマシンのシステムトレイでKアイコンをクリックして、エージェントについてオプションを選択すると、以下の情報が表示されます:

  • エージェントのバージョン
  • サーバーのアドレス - <serveraddress>
  • 製品ID - <GUID>
  • プログラムのタイトル - <shortcutname>

追加/削除

エージェントは以下のように表示されます:

  • Kaseya Agent (<machineID.groupID.orgID> - <serveraddress>)
  • Kaseya Agent #2 (<machineID.groupID.orgID> - <serveraddress>)
  • Kaseya Agent #3 (<machineID.groupID.orgID> - <serveraddress>)

サービス

サービスの説明フィールドは、上で示すエージェントのショートカットと同じテキストを表示します。

レジストリー

エージェントのレジストリー設定は以下のように表示されます:

     HKLM\Software\Kaseya\Agent
        DriverControl - ドライバーの使用をコントロールするエージェント。
        KES_Owned_By - KESクライアントを管理するエージェント。
     
     HKLM\Software\Kaseya\Agent\<GUID>
        Title - <shortcutname>
        Path - C:\Program Files\<company>\<GUID>
        ServAddr - <serveraddress>
        machineID - <machineID.groupID.orgID>
        DriverControl - ドライバーの使用をコントロールするエージェント。
        KES_Owned - KESクライアントを管理するエージェント。

エージェントのインストールフォルダ

      %ProgramFiles%\<company>\<GUID>