マシンをスキャンする

マシンスキャンページは、各運営マシン上でなくしたパッチを探すためにスキャンを計画します。スキャニングはリソースを少ししか取らず、1日のうちで都合のいい時に作動できるので安全に計画できます。スキャン操作はユーザーにまったく衝撃を与えません。

スキャニング頻度

システムとネットワークのセキュリティは、最新のセキュリティパッチを全マシンに適用しているかどうかにかかっています。マイクロソフトは、通常、火曜日にパッチをリリースします。セキュリティとクリティカルパッチは通常、月の第2火曜日にリリースし（火曜日にパッチ）、非セキュリティ、非クリティカルパッチは、通常、月の第3また第4火曜日にリリースしますが、これらの予定は保証されてはいません。ご自分のマシンが必ずアップデートされているようにするためには、毎日全運営マシンスキャンすべきです。

Kaseya Serverのスキャンニング

Kaseya Serverをスキャンするには、Kaseya Serverにエージェントをインストールする必要があります。インストールすると、Kaseya Serverを管理される他のマシンと同様にスキャンできます。

ビューの定義

ビューの定義の以下のオプションを使って、エージェントページでマシンIDの表示にフィルタをかけることができます。

パッチスキャン結果を持たないマシン（スキャンされていない）
パッチの最後の実行状態、成功 / 失敗
パッチスキャン、計画 / 計画なし
最後の<N> <periods>でパッチスキャンを、実行した/していない

マシンがパッチスキャンをスケジュールする必要がある場合に知らせる

これをチェックすると、警告メッセージが現在計画されていないマシンID数を表示します。レポートされるマシンIDの数は、マシンID/グループIDフィルター、および[システム] > [スコープ]を使用して表示する権限をユーザーがもつマシングループによって異なります。

スケジュール

[スケジュール]をクリックすると、[スケジューラ]ウインドウが表示されます。このウインドウは、VSA全体でタスクのスケジュールに使用します。タスクを一度、または定期的にスケジュールします。再発生のタイプ（一度のみ、毎時間、毎日、毎週、毎月、毎年）が、それぞれの再発生のタイプに適した追加オプションを表示します。定期的スケジューリングには、再発生の開始日と終了日の設定が含まれます。各スケジュールタスクで全オプションが使用できるわけではありません。オプションには以下が含まれます：

スケジュールは（サーバーではなく）エージェントのタイムゾーンに基づく - チェックした場合、[スケジューラ]ダイアログの時間設定は、エージェントマシンのローカル時間を参照して、このタスクの実行時刻を決定します。チェックしない場合、時刻設定は、[システム] > [プリファレンス]で選択したサーバー時間オプションに基づいてサーバー時刻を参照します。デフォルト値は、[システム] > [デフォルト設定]ページで設定されます。
配布ウインドウ - ネットワークのトラフィックやサーバーのローディングを広げるために、指定した期間数以下でランダムに選択した時間にタスクを再計画します。たとえば、あるタスクの実行時間が午前3:00にスケジュールされ、配布期間が1時間の場合、タスクが午前3:00～午前4:00のランダムな時刻に実行されるようにスケジュールが変更されます。
オフラインなら省く - これをチェックすると、マシンがオフランなら、省略して、次の計画期間と時間を実行します。これをチェックしないでマシンがオフラインなら、マシンがオンラインになったときにすぐにタスクを実行します。
オンラインなら電源起動 - Windowsのみ。チェックすると、オフラインの場合にマシンの電源をオンにします。同じLAN上で、Wake-On-LANまたはvProと、他の運営しているシステムが必要です。
以下の時間範囲を除外する - 配布期間にのみ適用されます。チェックした場合、配布期間内でタスクのスケジューリングを除外する時間範囲を指定します。配布期間外の時間範囲を指定すると、スケジューラにより無視されます。

注：この[スケジュール]ボタンは、標準ユーザーには表示されません。このボタンを有効にするには、[ユーザーの役割 - アクセス権]タブで[システム] > [システムのプリファレンス] > [スケジューリングを有効にする]ノードを使用します。

キャンセル

キャンセルをクリックして、選択した管理されるマシンのこのタスクの実行をキャンセルします。すでに開始されたスキャンはクリアされません。

すぐに実行する

今実行するをクリックして、選択したマシンIDですぐにこのタスクを実行します。

デフォルトのスキャンソースの設定

選択したマシンのスキャンソースを設定します。

オンライン - まずインターネット上のMicrosoft Updateカタログを、次にcabファイルをスキャンして、アップデートの有無を調べます。これはデフォルトのスキャンタイプです。
オフライン - オフラインスキャンソースのwsusscn2.cabファイルをスキャンし、アップデートの有無を調べます。このファイルは、スキャン時にKaseya Serverからエージェントの作業ディレクトリにコピーされます。Kaseya Serverは必要に応じて、1日に2回cabファイルのコピーを更新します。

デフォルトのスキャンソースのオンラインスキャンが失敗したマシンの横に、警告アイコンが表示されます。[ビューの定義]ページの[パッチスキャンがオンラインに設定されているが、最後にオフラインスキャンが実行されたマシン]チェックボックスを使用して、マシンをフィルター処理できます。

注：スキャンソースがレガシーのマシンを変更することはできません。パッチスキャンの実行時に、OS/サービスパックの最小要件がチェックされます。つまり、Windows 2000 SP3以降でなければなりません。この最小要件が満たされていない場合、WUAパッチスキャンの代わりにレガシースキャンが実行されます。

すべて選択/すべて選択解除

すべて選択のリンクをクリックして、ページのすべての行をチェックします。すべて選択解除のリンクをクリックして、ページのすべての行をチェック解除します。

チェックインステータス

これらのアイコンは、各管理マシンでのエージェントチェックインステータスを示します。チェックインアイコンの上にカーソルを置くと、エージェントの[クイック表示]ウィンドウが表示されます。

オンラインなのですが、最初の監査が完了するのを待っています