パッチのインストールが終わると(必要ならリブートも終わると)、システムは、ターゲットマシンを再スキャンします。再スキャンで、紛失がまだあれば、失敗したことを報告されます。パッチが成功しない理由はいくらか考えられます:
パッチファイルが不良
"というフレーズが表示された場合、パッチファイルがなんらかの理由で実行に失敗したことを意味します。複数のパッチをまとめてインストールするようにスケジュールした場合、そのうちの1つのみが失敗しても、各パッチに"パッチファイルが不良
"が表示されます。このシステムは手順での失敗を報告し、どのパッチが不良なのかを識別できません。パッチの場所が欠落
"というフレーズが表示された場合、パッチのダウンロードに使用するマイクロソフトのウェブサイトのURLが欠落していることを意味します。パッチ場所ページで手動で正しい場所を入力できます。インストール失敗
"が表示されます。そのパッチの正しいコマンドラインパラメータを入力して、再度インストールをためしてください。注:各パッチのコマンドラインパラメータはグローバルに適用され、マスターの役割をもつユーザーのみが変更できます。
/Q
のみです。MS Office(Office 2007より前)のパッチにはOfficeのインストールCDが必要な場合があり、コマンドラインパラメータ/Q
を使用するとパッチのインストールが失敗することがあります。Office関連のパッチが失敗する場合は、コマンドラインパラメータ/Q
を削除してから、再度試行してください。警告:Microsoft Office 2000、XP、および2003の関連パッチ(Officeと記載)で使用できるスイッチは/Q
のみです。/Q
を指定しない場合、Microsoft Office 2000、XP、および2003のスイッチは/INSTALL-AS-USER
にリセットされます。Microsoft Office 2003のパッチには、/MSOCACHE
スイッチが含まれていることもあります。このスイッチは、MSOCacheがマシンに存在し、かつ/INSTALL-AS-USER
スイッチが設定されている場合に、サイレントインストールを試行します。
手動インストール専用
パッチは、Windows Updateのウェブサイトからだけ使用できます。
パッチが使用できません。最新バージョンにアップグレードしなければなりません。
これらのアップデートは、各マシン上で手動でインストールしなければなりません。
パッチインストール失敗のトラブルシューティング
パッチのインストールが失敗したことをパッチスキャン処理がレポートすると、KBxxxxxx.log
(利用できる場合)およびWindowsUpdate.log
がKaseya Serverにアップロードされます。さらに、"インターネットベースのインストール"を必要とするパッチ用として、ptchdlin.xml
ファイルがKaseya Serverにアップロードされます。これらのファイルは、特定のマシンについては[エージェント手順] > getFile()を使用して確認でき、パッチインストール失敗のトラブルシューティングに役立ちます。 [情報センター] > [レポート] > [ログ]] > [エージェント手順ログ]には、各マシンのこれらのログファイルがKaseya Serverにアップロードされていることを示すエントリーがあります。