Desktop Policyの構成
Desktop Policyが実行できるタスクは、次の3つの一般的なカテゴリーに分類できます。
- ポリシー - 電源管理、ディレクトリのマッピングやプリンターの特別な ユーザー設定ポリシーを定義、適用します。
- デスクトップスタンダード - 複数のマシンに適用される標準のユーザー設定を定義、適用します。
- 「Wake On LAN」 - マシンの電源の起動をスケジュールし、電源起動の成功または失敗の警報を作成します。
構成ポリシー
3つの特別なDesktop Policyポリシーを個別に定義して適用できます。
- 電源管理
- マシンに電源ポリシーを適用する前に、ステータスページを使用して、マシンの既存の電源設定を既に定義されている電源ポリシーと比較します。Desktop Policyの電源管理機能の使用を検討している顧客に、このページを表示できます。
- 電源ページを使用して、電源ポリシーを定義して、ターゲットマシンに適用します。電源ポリシーは、グループIDでは定義されません。なぜなら、同じ電源ポリシーは複数の顧客に適応されるからです。
- ステータスページを再チェックして、マシンが新しい電源ポリシーまたは変更された電源ポリシーに適合しているかを表示します。オプションで、[適合]のドロップダウンリストから[
指定された電源ポリシー
]項目を選択して、マシンに適用している電源ポリシーに適合していないマシンを特定します。
- マップドライブ
- 現在のステージページを使用して、マシンIDおよびユーザー別に、現在のマップドライブを確認します。
- マップドライブページを使用して、マップドライブを定義して、ターゲットマシンに適用します。マップドライブは通常は顧客のサイトに固有なので、マップドライブポリシーはグループIDによって定義されます。
- プリンター
- 現在のステージページを使用して、マシンIDおよびユーザー別に、プリンターを確認します。
- プリンターページを使用して、プリンターポリシーを定義して、ターゲットマシンに適用します。プリンターは通常は顧客のサイトに固有なので、プリンターポリシーはグループIDによって定義されます。
- 光学ドライブ - マシンID別に有効/無効にします。
- USBドライブ - マシンID別に有効/無効にします。
- Windows Defender - マシンID別に有効/無効にします。
- アクションセンター - マシンID別に有効/無効にします。
デスクトップスタンダードパッケージの構成
デスクトップスタンダードパッケージは、通常は同じ会社内にある複数のマシンに渡って統一的にユーザー設定を適用するために作成されたインストールファイルです。たとえば、会社はその会社に固有のデスクトップアイコンやそれぞれのユーザーのマシンで常に使用可能であるインターネットのブックマークを必要とするかもしれません。
- デスクトップパッケージページを使用して、デスクトップスタンダードパッケージを作成します。通常は、デスクトップ標準パッケージはグループに固有ですが、オプションで
<All Groups>
のデスクトップ標準パッケージを作成できます。 - デスクトップを使用して、1台または複数のターゲットマシンにデスクトップスタンダードパッケージを適用します。
「Wake On LAN」の構成
- [Wake on LAN] > [スケジュール]を使用して、マシンの電源投入をスケジュールします。
- [Wake on LAN] > [警報]を使用して、電源投入時の成功または失敗の通知を受信します。
vProの構成
- [vPro管理] > [vProを検出]を使用して、マシンがvProマシンかどうかを検出します。
注:vPro対応マシンのバージョンを調べる方法については、http://communities.intel.com/docs/DOC-2033を参照してください。
- [vPro] > [vProを有効にする]を使用して、vPro対応マシンを有効にします。
- VSAが検出する前に、vProマシンが有効(アクティブ)になっている場合、vProパスワードが既に存在しています。[vPro] > [vProパスワードの設定]オプションを使って、同じvProパスワードを入力します。このパスワードを使用することにより、vProマシンおよびVSAの両方で既知のvProパスワードをリセットすることもできます。Desktop Managementを使用したことで初めてvProマシンが有効になった場合には、一致するパスワードが自動的に設定されます。
注:マシンに割り当てられているvProパスワードを表示するには、[AMTパスワード]列を[vPro]ページに表示します。
- [vPro管理] > [電源管理]のスケジュールオプションを使用して、電源管理タスクをスケジュールします。
- vProマシンでローカルにのみ表示される同意コードを入力して、KVMViewのリモートvProセッションを開始します。KVMViewをvProリモートコントロール、BIOSへブート、およびISOからブートに使用できます。
- [vPro管理] > [vProプロキシの作成]を使用して、ファイアウォールの背後にあるマシンへのアクセスを可能にします。
- vProプロキシマシンにセキュリティ証明書を構成して、リモートvProセッションを開始するためにvProマシンのローカルにのみ表示される同意コードを入力する操作を省略します。