詳細作業指示を使用した請求可能項目の作成

詳細作業指示を使用して請求可能項目を"初めて"作成する場合の推奨ステップの概要を示します。詳細作業指示の請求可能項目には、次のものがあります。

• 労働
• 部品
• 経費

次の各ステップでは、これらと同じ名前をもつウィンドウにアクセスするための複数の方法のうち、1つのみについて説明します。

注：選択項目のドロップダウンリストの横にアイコンが表示されている場合は、ドロップダウンリストに新しいレコードを追加できます。

労働

1. 請求に使用するリソースタイプがまだ存在していない場合は、あらかじめリソースタイプを定義しておきます。リソースタイプはスキル、材料、またはコストです。詳細については、「労働項目の構成テーブル」を参照してください。

   注：労働の標準レートを作成するには、リソースタイプテーブルにデフォルトスキルを少なくとも1つ定義しておく必要があります。

2. 請求に使用する顧客レコードがまだ存在していない場合は、[顧客]をクリックして顧客レコードを作成します。
3. [作業指示]を選択して、作業指示を作成します。必ず、[項目]タブで[詳細]オプションを選択します。[詳細]作業指示を作成するときに、次の操作を行います。
   • 作業指示の[項目]タブの[労働]セクションに、新しい労働項目を追加します。選択したリソースタイプの労働を実施するためのに必要な見積時間数を指定します。
   • 労働項目の[詳細の入力]ボタンをクリックします。この労働項目の実際の作業時間を入力して請求エントリーを作成し、[送信]ボタンをクリックします。請求可能項目のステータスが"完了"になるまで、必要な回数だけこのステップを繰り返すことができます。
4. [保留項目]で、提出した請求エントリーについての請求を行います。

部品

1. 請求に使用する顧客レコードがまだ存在していない場合は、[顧客]をクリックして顧客レコードを作成します。
2. [作業指示]を選択して、作業指示を作成します。必ず、[項目]タブで[詳細]オプションを選択します。[詳細]作業指示を作成するときに、次の操作を行います。
   • [項目]タブの[部品]セクションに、新しい部品を追加します。オプションで、新しい部品を追加（）します。
   • ベンダーを選択します。オプションで、新しいベンダーを追加（）します。
   • オプションで、ベンダーからの部品の調達と顧客への納入を追跡するには、[調達の使用]チェックボックスをチェックします。

   注：詳細については、「部品の構成テーブル」を参照してください。

3. 調達した部品の[詳細の入力]ボタンをクリックし、その部品を請求可能にします。
   • 部品では、請求項目1つにつき請求エントリーを1つのみ提出できます。
   • 請求する部品数量が見積数量を下回ったか、上回った場合、警告されます。
   • 請求する部品数量が見積数量を下回った場合は、指示の数量を分割できます。未請求の部品数量は、作業指示の[項目]タブの[部品]セクションに、新しく追加された請求可能項目として表示されます。
4. [保留項目]で、提出した請求エントリーについての請求を行います。

経費

1. 請求に使用する顧客レコードがまだ存在していない場合は、[顧客]をクリックして顧客レコードを作成します。
2. [作業指示]を選択して、作業指示を作成します。[項目]タブの[詳細]オプションを選択します。作業指示を作成するときに、次の操作を行います。
   • [項目]タブの[経費]セクションに新しい経費を追加します。
   • オプションで、経費を経費カテゴリーに割り当て、該当する場合は経費タイプにも割り当てます。オプションで、新しい経費カテゴリーの追加（）や、新しい経費タイプの追加（）ができます。
3. 経費項目の[詳細の入力]ボタンをクリックします。金額を入力してこの経費項目の請求エントリーを作成し、[送信]ボタンをクリックします。請求可能項目のステータスが"完了"になるまで、必要な回数だけこのステップを繰り返すことができます。
4. [保留項目]で、提出した請求エントリーについての請求を行います。