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チェックインコントロール

チェックインコントロールページは、それぞれのエージェントがいつ、どこでKServerにチェックインするかを指定します。このページを使用して行われた変更は、次にエージェントがチェックインしたときに有効になり、それまでは赤いテキストで表示されます。 エージェントがチェックインするために使用するプライマリおよびセカンダリのKServer名/IPアドレス、エージェントがタスクを実行するために消費する帯域、およびチェックイン期間を指定できます。

注: プライマリおよびセカンダリのKServerの値および最小および最大のチェックイン期間は、システム > チェックインポリシーを使用して設定されるポリシーに従います。これは、ユーザーが設定を選択するのを防ぎ、KServerサービスを実行しているサーバーに不当なストレスを与えないようにします。

注: チェックインコントロール情報も、ライブ接続およびマシンサマリーページのエージェント設定タブを使用して管理できます。

KServerから他へのエージェントの移行

管理されるマシンをKServerへ移行するパフォーマンス上またはロジスティクス上の理由を決定できます。エージェントが現在チェックインしているかどうかに関わらず、これはいつでも実行できます。

  1. 元のKServerで、プライマリKServerの設定が新しいKServerのアドレスを指すように設定します。
  2. 元のKServerで、セカンダリKServerの設定が元のKServerを指すように設定します。
  3. 新しいKServerで、プライマリおよびセカンダリKServerの両方が新しいKServerを指すように設定します。
  4. すべてのエージェントが正常に新しいKServerにチェックインするまで待ちます。その時に、 元のKServerをオフラインにできます。

注: 既存のKServerを新しいマシンへ移行する最新の手順については、「Kaseyaサーバーを新しいコンピュータに移動する方法」の項目を参照してください。(270436) Kaseyaサポートのナレッジベースポータルにあります。

エージェントがKServerにチェックインするために使用するポートの変更

  1. プライマリポートを新しいポートに設定します。
  2. セカンダリポートを古いポートに設定します。
  3. 新しい設定がすべてのエージェントで有効になるのを待ちます。
  4. システム > 構成ページを表示します。ポートエージェントチェックをサーバーに指定編集ボックスに新しいポート番号を入力して、ポートを変更ボタンをクリックします。

注: KServerにスイッチする前に新しいポートへ移行していないエージェントがある場合、管理されるマシンのポートを手動で変更する必要があります。システムトレイでエージェントアイコンを右クリックして、管理されるマシンでエージェントメニューを表示し、アカウントの設定...オプションを選択します。サーバーのアドレスとポートを入力します。たとえば、192.168.1.7:1234です。

プライマリKServer

マシンIDのプライマリKServerのIPアドレスまたは完全に認証されたホスト名を入力します。この設定は、プライマリKServerの列に表示されます。

Kaseyaのエージェントが、KServerとのすべての通信を始動させます。この理由で、エージェントは必ずKServerに指定されたドメイン名またはIP(インターネットプロトコル)アドレスに到達できなければなりません。すべての必要なネットワークから解決されるIPアドレスまたはドメイン名、両方ともローカルLANおよびインターネットに届く、を選びます。

ベストプラクティス: パブリックIPアドレスを使用しますが、KaseyaはKServerに対してドメインネームサーバー(DNS)名を使用することを推奨いたします。この習慣は、IPアドレスを変更しなくてよいための予防として推奨されます。孤児になったエージェントを再接続するより、DNSエントリーを修正する方が簡単です。

プライマリポート

プライマリKServerまたは仮想システムサーバーのどちらかのポート番号を入力します。この設定は、 プライマリKServer の列に表示されます。

警告: 使用中のサーバーのコンピュータ名は使わないでください。エージェントは標準のWinSockコールを使用して、完全に認証されたホスト名をすべてのエージェント接続で使用されるIPアドレスに解決します。コンピュータ名のIPアドレスへの解決は、それぞれのコンピュータで有効な場合と無効な場合があるNETBIOSによって行われます。NETBIOSは、ウィンドウズが名前を解決するのに使用を試みる、最後の選択肢です。ですから、完全に権限を与えられた名前、またはIPアドレスのみがサポートされます。

セカンダリKServer

マシンIDのセカンダリKServerのIPアドレスまたは完全に認証されたホスト名を入力します。この設定は、セカンダリKServerの列に表示されます。

セカンダリポート

セカンダリKServerまたは仮想システムサーバーのどちらかのポート番号を入力します。この設定は、 セカンダリKServer の列に表示されます。

チックイン期間

KServerでのクイックチェックインを実行する前に、エージェントが待機する時間間隔を入力します。チェックインは、マシンIDアカウントへの最近の更新のチェックで構成されます。最近の更新がVSAユーザーによって設定される場合、エージェントは次のチェックインでタスクの作業を開始します。この設定は、チェックイン期間に表示されます。最小および最大のチェックイン期間はシステム > チェックインポリシーを使用して設定されます。

ベストプラクティス: エージェントは、KServerへの永続的な接続を維持します。 結果として、クイックチェックインの回数はエージェントからの応答時間には影響しません。 クイックチェックイン時間は、ドロップした接続を再確立する前に待つ最大時間を設定します。すべてのマシンのチェックイン時間を30秒に設定すると、接続が正常である限り、各エージェントはドロップした接続から30秒以内に回復できることが保証されます。

帯域スロットル

このコントロールで、エージェントをシステムの帯域の最大消費量に制限します。デフォルトでは、エージェントはすべての他の実行中のアプリケーションと帯域を共有するので、通常は帯域スロットルを有効にする必要はありません。帯域スロットルを無効にするには、0 を入力します。

複数のエージェントが同じアカウントを使用している場合は、警告します。

1つ以上のエージェントがKServerと接続しており、同じ マシン ID.グループID.組織 ID を使用している場合、KServerはこれを検出できます。この問題は、1台以上のマシンのマシンIDで事前構成したエージェントインストールパッケージをインストールした場合に発生します。このボックスをチェックして、ユーザーとしてKServerにログインするたびに、同じアカウントを使用する1つ以上のエージェントの通知を受信します。

KServerがゲートウェイを通じて接続する同じLANにエージェントがある場合、警告します。

KServerと同じLANを共有するマシンを管理している場合、この警報を受けます。デフォルトで、すべてのエージェントは外部名/IPアドレスを使用してKServerに接続します。これらのエージェントからのTCP/IPメッセージは、内部LANからルーターへ、さらにKServerへと戻ります。一部のルーターは、内部トラフィックが自身へ戻るため、パフォーマンスが低下します。このボックスをチェックすると、同じLANにあるエージェントがルーターを通じて接続していることをKServerが検出した場合に、通知を受信します。

注: KServerと同じLANにあるエージェントについては、チェックインコントロールページで、内部IPアドレスをエージェントとKServerの両方で共有するように指定する必要があります。

アップデート

更新をクリックして、すべての選択したマシンIDを、前に選択したオプションで更新します。

チェックインステータス

これらのアイコンは、各管理マシンのエージェントチェックインステータスを示します:

オンラインなのですが、最初の監査が完了するのを待っています

エージェントがオンライン

エージェントがオンラインで、ユーザーが現在ログインしています。アイコンがログイン名を示すツールティップを表示します。

エージェントがオンラインで、ユーザーが現在ログインしていますが、10分間ユーザーの動きがありません

エージェントが現在オフライン

エージェントが今までチェックインしたことがない

エージェントがオンラインだが、リモートコントロールが不作動

エージェントが延期された

すべて選択/すべて選択解除

すべて選択のリンクをクリックして、ページのすべての行をチェックします。すべて選択解除のリンクをクリックして、ページのすべての行をチェック解除します。

マシン.グループID

表示されるマシングループIDのリストは、ユーザーシステム > ユーザーセキュリティ > スコープを使って表示することが承認されているマシンID / グループIDフィルタおよびマシングループによって異なります。