ユニバーサル復元ページによって、システムのバックアップイメージを復元できます。復元は別のハードウェアプラットフォームまたは仮想マシンに対して行います。ユニバーサル復元では、誰かがマシンをCDからブートして、リカバリウィザードでナビゲートしてバックアップイメージを復元する必要があります。手動リカバリでは、ユーザーはバックアップイメージを復元するためのイメージの場所のパスおよびイメージのパスワードに関する知識が必要です。
ブートボリュームが損傷していると、システムはブートさえできません。システムのパーティションにイメージを復元するには、システムが個別のパーティションからブートできることが必要です。このリカバリCDがそのイメージを提供します。画面上の指示に従って、リカバリCDを作成してボリュームを復元します。
注:CDリカバリで、ターゲットマシンがCDからブートされると、その後のユーザーの介入は必要ありません。ユニバーサル復元で、マシンのユーザーは、マシンがCDからブートした後、リカバリウィザードでナビゲートする必要があります。
ISOイメージファイルのビルド
ダウンロードしたISOイメージファイルを使用してリカバリブートCDを作成して、CDにバーンします。使用しているリカバリブートCDで特定のイメージファイルの復元が失敗することを発見したら、ISOイメージファイルの別のビルドのバージョンを使用して新しいリカバリブートCDを作成してみてください。リカバリブートCDに問題がある場合、ここで追加のビルドをダウンロードできます。
の文中のハイパーリンクをクリックすることにより、KaseyaがサポートするISOイメージファイルバージョンのリストを表示できます。
ダイナミックディスク復元
ダイナミックストレージには、物理的ディスクの複数ボリュームへの分割、または物理的ディスクと他の物理的ディスクと連結してどの物理的ディスクより大きなサイズのボリュームを構成することが含まれます。従来型のディスクボリュームは、「基本」ディスクボリュームと呼ばれます。Backupは、次に示す基本およびダイナミックのバックアップと復元をサポートしています。
注:Universal Restoreはダイナミックディスクの類似のハードウェアへの復元をサポートしていますが、新しいドライバーを必要とする別のハードウェアプラットフォームへのダイナミックディスクの復元はサポートしていません。別のハードウェアプラットフォームへ復元するには、ダイナミックディスクのバックアップを基本ディスクに復元する必要があります。
ダイナミックディスクおよびGPTディスクのディスクベースのバックアップ
バックアップクライアントのABR10およびABR11は、ダイナミックディスクおよびGPTディスクのディスクベースのバックアップをサポートしています。ABR10より前のバージョンでは、これらのディスクタイプについてパーティションベースのバックアップのみがサポートされていました。ダイナミックディスクおよびGPTディスクのディスクベースのバックアップを復元するには、Universal Restoreが必要です。ダイナミックディスクおよびGPTディスクの自動リカバリとCDリカバリはサポートされていません。ABR11は、WindowsがGPTボリューム(パーティション形式がGPT)にインストールされたEFIベースシステムもサポートします。
注:ABR11より前のBackup クライアントは、EFIベースのシステムをサポートしていません。GPTボリュームにWindowsがインストールされている場合、バックアップと復元にABR11を使用したときにのみ、復元システムがブートします。詳細については、AcronisのKB項目を参照してください。