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メッセージテンプレート

メッセージテンプレートは、 Eメールとして送ることができる再利用可能な、あるいはユーザの 受信ボックス内にメッセージとして表示できる、標準のメッセージを定義します。これらのメッセージテンプレートは、サービスデスク手順のどれかの中で、Eメール送信ステップまたはメッセージ送信ステップを指定すると、選択することができます。

注: サービスデスクは事前定義メッセージテンプレートをインストールします。これらの事前定義メッセージテンプレートは、設定ページで、複数の事前定義サービスデスクとインストールされた手順に使用されます。これらの内容を変更することができ、変更は保存されます。これらの事前定義メッセージテンプレートの名称を変えたり、削除すると、VSAの次のメンテナンスサイクルで再度作成されます。

手順変数

メッセージテンプレートは、手順変数が[==]で囲まれていると、メッセージのタイトルや本文内で手順変数を決定することができます。変数はグローバル変数として、サービスデスク > 手順変数で事前に、 または、 Eメール送信またはメッセージ送信ステップの前に変数を得るステップで定義されていなければなりません。

注: サービスデスク手順で変数を見るには、変数で作業をご覧ください。

オブジェクト変数

メッセージテンプレートは、オブジェクト変数が[$$]で囲まれていると、メッセージのタイトルや本文内でオブジェクト変数を決めることができます。それらは追加註釈ステップまたは、注釈テンプレートに含むこともできます。オブジェクト変数には以下のものがあります:

  • [$AllNotes$] - 非表示と表示註釈の全履歴を表示します。
  • [$AllPublicNotes$] - 表示註釈の全履歴を表示します。
  • [$ArchiveFlag$]
  • [$Assignee$]
  • [$AssigneeEmailAddress$]
  • [$Category$]
  • [$Changes$] - 新しく追加された注釈を含む変更のサマリをプレインテキストで表示します。
  • [$ChangesAsHtml$] - 新しく追加された注釈を含むHTMLのサマリを表示します。
  • [$ClosedDateTime$]
  • [$CreateDateTime$]
  • [$Description$]
  • [$EditingUserName$] - チケットを編集したユーザです。
  • [$EscalationDateTime$]
  • [$EscalationLevel$]
  • [$FullMachineName$] - 完全に資格を与えられているマシン名とグループです。 以下を使用するのと同等です。[$Machine$].[$MachineGroup$]. 通常は、エージェント手順を作動させる手順内の計画手順ステップと一緒に使用します。
  • [$GoalDateTime$]
  • [$LastEditDateTime$]
  • [$Machine$]
  • [$MachineGroup$]
  • [$Manager$] - チケットに関連付けたスタッフのスーパバイザです

    注: これは、スタッフが属する部署のマネージャとは同等ではありません。

  • [$Organization$]
  • [$Owner$]
  • [$OwnerEmailAddress$]
  • [$PolicyName$]
  • [$Pool$]
  • [$PreviousStage$]
  • [$Priority$]
  • [$ReadFlag$] - これが真なら、どのユーザもこのチケットをまだ見ていません。これが違なら、少なくとも1人のユーザがこのチケットを見ています。
  • [$RelatedTicketsAsBulletList$] - 関連チケットの箇条書きリストに戻ります。
  • [$RelatedTicketsAsString$] - サマリ説明付きのチケットIDのコンマで区切られたリストに戻ります。
  • [$Resolution$] - チケットのフィールドタブ内の解決フィールドの値を表示します。
  • [$ResolutionDateTime$]
  • [$ResolutionText$] - 解決コード付きの入力した記述テキストです。
  • [$ServiceDesk$]
  • [$Severity$]
  • [$SourceType$]- アラームソースタイプです。アラームから発生したチケットに適用します。
    • 0 - カウンタ
    • 1 - サービス
    • 2 - プロセス
    • 3 - SNMP
    • 4 - 警報
    • 5 - システムチェック
    • 6 - KES
    • 7 - ログ構文解析
  • [$Stage$]
  • [$StageStartDateTime$]
  • [$Status$]
  • [$Staff$] - 連絡先名を表示します。
  • [$StaffEmail$] - 連絡先のEメールの値を表示します。
  • [$SubmitterEmailAddress$]
  • [$SubmitterName$]
  • [$SubmitterType$]
  • [$Summary$]
  • [$TicketId$]
  • [$TicketURL$] - Eメールまたはメッセージ内でチケットへのリンクを提供します。

一般

新しい をクリックして、メッセージテンプレート追加 ウインドウを表示するか、中央パネルで行をクリックし、それから編集をクリックしてメッセージテンプレート編集ウインドウを表示します。以下の属性を入力します:

  • ID - メッセージテンプレートの名称です。
  • 解説 -このIDの短い解説です。

注: 以下の4つのフィールドに入力した値は、手順内のメッセージ送信 またはEメール送信ステップの対応フィールドの値で置き換えることができます。

  • タイトル - メッセージテンプレートのタイトルです。
  • 宛先 - メッセージテンプレートの受信者です。複数の受信者をコンマまたはセミコロンで区切ります。

    注: メッセージテンプレートの宛先フィールドに含まれるユーザ名は、自動的にユーザの対応するEメールアドレスに変換されます。たとえば、ユーザーのjsmithjsmith@acme.comというアドレスを持っていて、jsmithあて先 フィールドに同じメッセージテンプレートを持っているなら、それをメッセージ送信 ステップでjsmith にメッセージを送るのに使用でき、Eメール送信 ステップで jsmith@acme.comにEメールを送れます。各ユーザーのEメールアドレスは、システム > ユーザーで管理します。

  • 発信元 - メッセージテンプレートの発信人です。アウトバウンドEメールの受信アドレスは、以下の優先順位で指定します。
    1. 手順のEメール送信段階で発信元アドレスがあれば、そのアドレスが使用されます。
    2. そうでなければ、Eメール送信ステップは、サービスデスク > メッセージテンプレートにリンクして発信元を使用します。これは、リンクが存在し、発信元アドレスが指定されている場合に限ります。
    3. または、Eメール送信ステップは、サービスデスクにリンクしている、サービスデスクのEメールアドレスに返信 > 受信Eメール設定 > Eメールリーダーを使用します。Eメールリーダーとサービスデスク間のこのリンクは、 サービスデスク > 定義 > プロパティ > 一般> 標準フィールドデフォルト > Eメール フィールドで設定します。
    4. または、システム > アウトバウンドEメールで設定されるデフォルト発信人Eメールを使用します。
  • 本文 - メッセージテンプレートの本文を入力します。特別なフォーマットをテキストに加えるには、以下のツールバーボタンを使用してください:

    Word 75% / HTML 100%

    • Word 60% / HTML 100% - ハイパーリンクを選択したテキスト。別のソースからコピーペーストしたリンクをリセットする必要があるかもしれません。
    • Word 75% / HTML 100% - Microsoft Wordから選択したテキストをコピーし、テキストペインにペーストします。
    • Word 75% / HTML 100% -表を挿入します。
    • Word 75% / HTML 100% - 幅のパーセントで水平線を挿入します。またはピクセルで固定幅を設定します。
    • Word 75% / HTML 100% - 字下げします。
    • Word 75% / HTML 100% - 字上げします。
    • Word 75% / HTML 100% - 選択したテキストを下付き文字に設定します。
    • Word 75% / HTML 100% - 選択したテキストを上付き文字に設定します。
    • Word 75% / HTML 100% - 選択したテキストのフォーマットを解除します。
    • Word 75% / HTML 100% - 特殊文字やシンボルを挿入します。

    注: メッセージテンプレートにアタッチメントを加えることはできません。