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受信Eメール設定

チケット要求サービスデスクが、チケット作成要求を受け取ると作成されます。チケット要求は、インバウンドEメールまたは、アラーム条件などのシステムイベントに基づいて作成されます。受信Eメール設定と、リンクしたサービスデスク手順は、どのようにチケット要求がチケット内に処理されるか。チケット作成にどんなサービスデスクを使用するのか、チケット要求をキャンセルするかどうか、を決定します。

インバウンドEメールからのチケット要求

受信Eメール設定ページは、複数のリーダーを、POP3の定期的なポーリングEメールアカウントに指定します。Eメールメッセージがダウンロードされ、チケット要求を作成するために使用されます。

システムイベントからのチケット要求

チケット要求は、アラーム条件などの、システムイベントで作成できます。例えば、サービスデスクチケットをモニタ> アラームサマル内の新しいチケット、、、 リンクをクリックして作成できます。

  • システムイベントからのチケット要求を処理するためにサービスデスクモジュールが作動中でなければなりません。
  • 受信Eメール設定オンしていなければなりません。どのリーダも定義する必要ありません。
  • システムイベントからのチケット要求を処理するのに、専用のチケット要求重複排除またはチケット要求マッピング手順を指定することもできます。
  • チケット要求のソースシステムイベントを含む、チケット要求のプロパティ値をテストする詳細については 受取のプロパティ値をテストコマンドをご覧ください。このIFコマンドは、チケット要求マッピング 手順内でのみ使用できます。

Eメール無視タイトルリスト

チケット発行 > Eメールリーダー内のタイトル行に以下のものが含まれるインバウンドEメールを拒否するフィールドを使って、Eメールタイトルに含まれる単語や句のベースで、インバウンドEメールのチケットへの変換を阻止するとができます。このフィルタリストは チケット発行Eメールリーダと全サービスデスクEメールリーダに影響を与えます。このリストは<Kaseya_Installation_Directory>\Kaseya\KServer\ignoreSubject.txtファイルを編集することで、手動でメンテナンスできます。

一般タブ

以下のアクションボタンがリーダタブに定義された全Eメールリーダに適用されます。

  • 編集 - クリックして以下を編集します:
    • ポーリング間隔 - 全EメールリーダがEメールアカウントに接続する頻度を指定します。デフォルトの頻度は2分です。
    • アラームマッピング手順 - アラーム条件など、システムイベントからチケットが作成されると作動するチケット要求マッピング手順です。チケット要求マッピング 手順は、チケットを作成するのに使用するサービスデスク定義を含む、チケットが作成するすぐ前のチケット要求の属性を設定します。
    • アラーム重複排除手順 - アラーム条件など、システムイベントからチケットが作成されると作動するチケット要求重複排除手順です。チケット要求重複排除手順は、チケット要求を現存するチケットと比較し、チケット要求を複製すべきか決定します。チケット要求が現存チケットの複製なら、チケット要求はキャンセルされます。
    • アラームデフォルトサービスデスク - アラームからチケットを作成するのに使用するサービスデスク定義です。アラームマッピング手順で書き換えることができます。
  • 今接続する - 全Eメールリーダをただちにポーリングします。
  • オン - 全Eメールリーダでポーリングをオンします。サービスデスク作動中ならアラーム統合もオンします。
  • オフ - 全Eメールリーダでポーリングをオフします。

    注: Eメールリーダが接続に失敗すると、オフをクリックし、それからオンをクリックしてポーリングを再度イニシャライズしてください。

リーダタブ

新しい をクリックして、Eメールアカウント追加 ウインドウを表示するか、現存するEメールリーダをクリックし、それから編集をクリックしてEメールアカウント変更ウインドウを表示します。以下の属性を入力します:

  • ID - Eメールリーダの名称です。
  • ホスト名 - POP3Eメールサーバーのホスト名です。使えるEメールのプロトコルは、POP3のみです。例:pop.yourmail.com. SSLを使用がチェックされていると、メールサーバはIPアドレスの代わりにホスト名フィールドでホスト名を要求することがあります。
  • ポート番号 - POP3サービスで使用するポート番号です。これは通常110または995です。
  • ログオン ID - Eメールアカウント名です。@ suffixを含まないでください。例えば、入力したEメールアドレスがacme@yourmail.comだと、acmeをこのフィールドに入力します。
  • パスワード - Eメールアカウントのパスワードです。
  • Eメールアドレスに返信 - アウトバウンドEメールに発信元アドレスを指定します。アウトバウンドEメールの受信アドレスは、以下の優先順位で指定します。
    1. 手順のEメール送信段階で発信元アドレスがあれば、そのアドレスが使用されます。
    2. そうでなければ、Eメール送信ステップは、サービスデスク > メッセージテンプレートにリンクして発信元を使用します。これは、リンクが存在し、発信元アドレスが指定されている場合に限ります。
    3. または、Eメール送信ステップは、サービスデスクにリンクしている、サービスデスクのEメールアドレスに返信 > 受信Eメール設定 > Eメールリーダーを使用します。Eメールリーダーとサービスデスク間のこのリンクは、 サービスデスク > 定義 > プロパティ > 一般> 標準フィールドデフォルト > Eメール フィールドで設定します。
    4. または、システム > アウトバウンドEメールで設定されるデフォルト発信人Eメールを使用します。
  • リーダをオフ - これをチェックすると、POP3サーバからEメールを回収されません。
  • SSLを使用 - これをチェックすると、POP3サーバでの通信がSSLで暗号化されます。この機能を使用するために、POP3サーバーはSSLをサポートしていなければなりません。システムの中には、SSL POP3接続を要求するものがあり、対応するポート番号は995となります。SSLを使用がチェックされていると、メールサーバはIPアドレスの代わりにホスト名フィールドでホスト名を要求することがあります。
  • 返信EメールにHTML内容を処理 - デフォルトではチェックされています。チェックしていなければ、返信EメールでHTMLフォーマットを無視し、プレインテキスト返信メッセージのみ吟味します。返信メッセージのフォーマットはしっかりしていなことがあり、インバウンドEメール返信メッセージを混乱させることがあります。オリジナルチケットをアップデートしようとしたときに返信メールがエラーを起こすならこのチェックボックスのチェックを外します。
  • 重複受取り -チケット要求重複排除手順は、チケット要求を現存するチケットと比較し、チケット要求が複製かどうか判断します。チケット要求が現存チケットの複製なら、チケット要求はキャンセルされます。
  • Map受取 - チケット要求マッピング 手順は、チケットを作成するのに使用するサービスデスク定義を含む、チケットが作成するすぐ前の、チケット要求の属性を設定します。

ログ

ログは、成功のうちに完成したEメールリーダタスクと、発生したエラーをリストアップします。

Eメールの内容

Eメールリーダーは、添付付き、添付なしで、プレインまたはHTMLフォーマットEメールを受信することができ、チケット発行システムに内容を追加できます。RTFフォーマットEメールはサポートしてません。以下のタグをEメールのタイトルまたは本文に含むことができます。タグは大文字と小文字を区別します。

現存するチケットのみ

  • ~ticrefid='xxx' - Eメールの本文を現存のチケットに添付します。

新しいチケットと現存するチケット

  • ~hide - 註釈を非表示註釈にします。~hideタグのみ取外します。

新しいチケットのみ

  • ~username=’xxx’ - 与えられたxxxの値が自動的に提出者名フィールドに挿入されます。

    注: ~username=’xxx’ がEメールのタイトルまたは本文に ない場合、Eメールの発信人の受信 アドレスは発信人名 フィールドに移動するのに使用します。

  • ~useremail=’xxx’ - xxx の値が発信者Eメール フィールドに自動的に挿入されます。
  • ~assignee=’xxx’ - 作成したチケットを特定のユーザーに指定します。このユーザは必ず存在しなければなりません。
  • ~machineid=’xxx’ - 作成したチケットをマシンIDに指定します。このマシンIDは必ず存在しなければなりません。
  • ~machinegroup=’xxx.xxx’ - 作成したチケットをマシンIDに割り当てます。このマシンIDは必ず存在しなければなりません。

    注:以下のフィールドはサービスデスク定義で定義されます。

  • ~category=’xxx’  - 作成したチケットを特定のカテゴリに指定します。このカテゴリは必ず存在しなければなりません。
  • ~priority=’xxx’ - 作成したチケットを特定のプライオリティに指定します。このプライオリティは必ず存在しなければなりません。
  • ~status=’xxx’ - 作成したチケットを特定のステータスに指定します。このステータスは必ず存在しなければなりません。
  • ~severity='xxx' - 作成したチケットを特定の緊迫度に割り当てます。この緊迫度は必ず存在しなければなりません。
  • ~customfield=’xxx’ - 作成したチケットをカスタムフィールドIDの特定値に割り当てます。このカスタムフィールドIDは必ず存在しなければなりません。