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レポートセット

レポートセットは、レポート定義コレクションです。個別のレポート定義の場合と同様に、レポートセット定義を実行またはスケジュールできます。これによって、個別のレポート定義を一度に実行またはスケジュールする際のトラブルを解決できます。レポートセットのすべての個別のレポートは、レポートセットを実行またはスケジュールする際に選択したフィルタリングと配布の設定を使用します。

スケジュールタブの割り当てられたレポートセクションを使用して、レポート定義を右側のペインのレポートセット定義に割り当てます。

フォルダツリー

レポートセット定義は、プライベートおよび共有のキャビネットのすぐ下の、中央のペインにある2つのフォルダツリーを使用して編成されます。これらのフォルダツリーに、オブジェクトを管理する以下のオプションを使用します:

常に利用可

  • フォルダプロパティ - フォルダの名前、内容、オーナー、それにフォルダへのアクセス権を表示します。
  • (フィルタを適用) - フィルタ編集ボックスにテキストを入力し、ファンネルアイコンをクリックして フォルダツリーにフィルタをかけます。フィルタリングでは大文字、小文字を区別しません。フィルタテキストがフォルダツリーのどこかで見つかれば、一致となります。

フォルダを選択すると

  • フォルダ共有 - フォルダをユーザー役と個人ユーザーで共有します。共有キャビネットフォルダーにのみ適用。

    注: フォルダ権利トピックス内のフォルダツリー内でのオブジェクトの共有権のガイドラインをご覧ください。

  • 新しいフォルダ - 選択したキャビネット、またはフォルダの下に、新しいフォルダを作成します。
  • フォルダの削除 - 選択したフォルダを削除します。
  • フォルダ名変更 - 選択したフォルダの名前を変えます。
  • 新しいレポートセット - レポートセットエディタを開いて、フォルダツリーで選択したフォルダに新しいレポートセット定義を作成します。
  • オーナーシップを取る - 所有していないフォルダのオーナーシップを取ります。このオプションは、マスター役割のユーザーだけを表示します。

レポートセット定義を選択した場合

  • レポートセットの編集 - 選択したレポートセット定義を編集します。
  • レポートセットの削除 - 選択したレポートセット定義を削除します。
  • レポートセットの実行 - 選択したレポートセット定義をすぐに発行します。
  • レポートセットのスケジュール - 選択したレポートセット定義の発行をスケジュールします。

新しいレポートセットの作成または既存のレポートセットの編集

レポートセットに対して以下のオプションを設定できます。

  • 一般 - レポートセット名と説明を入力します。
  • メッセージ - レポートセットを配布する際に、ユーザーへの通知で使用するタイトル行とメッセージを入力します。

レポートセットの実行/スケジューリング

レポートセットの実行をクリックして、すぐにレポートセットを実行するか、レポートセットのスケジュールをクリックして、レポートの将来の実行を、一度だけまたは繰返しで、スケジュールします。以下のタブでオプションを設定できます。

  • レポートセットのスケジュール - このタブは、[レポートセットを実行]ボタンをクリックした場合ではなく、[レポートセットをスケジュール]ボタンをクリックしたときにだけ表示されます。レポートセットの一度だけ、または定期的な実行をスケジュールします。再実行のタイプ(一度だけ、毎日、毎週、毎月、毎年)が、それぞれの再実行のタイプに適した追加オプションを表示します。定期的スケジューリングには、再発生の開始日と終了日の設定が含まれます。
  • フィルター - 組織、マシングループ、マシンIDまたはビュー別のレポートセットに含まれるデータの選択をフィルターします。一部のレポートセットでは、部門フィルターやサービスデスクフィルターも使用可能です。

    注: レポートセットのすべての個別のレポートは、レポートセットを実行またはスケジュールする際に選択したフィルタリングと配布の設定を使用します。

    注: ほとんどのタイプ、またはレポートでは、組織またはマシングループでフィルターをかけることが必須です。定義を見るを選択して、複数の組織に渡るレポートセットを発行できます。

  • 配布 - レポートセットの受取人を選択します。デフォルトでは、レポートセットを実行またはスケジューリングしている人が、情報センター > 受信ボックスメッセージの受取人として選択されます。選択されたユーザーには受信ボックスユーザーメッセージ、またはEメールが送信されます。ユーザーが見えるかどうかは、使用しているスコープで決まります。
  • 一般 - レポートセットの実行時にユーザーへの通知で使用するメッセージを変更します。

発行されたレポートセットの管理

レポートセットを選択して、右側のペインで以下のタブを表示させます。

  • スケジュール - このタブは、2つのセクションを表示します:
    • 割り当てられたレポート - 割り当てボタンをクリックして、既存のレポート定義をこのレポートセット定義に割り当てます。削除をクリックして、選択したレポート定義をレポートセット定義から削除します。
    • スケジュール済みリクエスト - 選択したレポートセット定義のそれぞれの発行は、このセクションでリストアップされます。リストには、選択したレポートセット定義の過去および将来の両方の発行が含まれます。
    • 列のヘッダーのドロップダウン矢印をクリックして、次にをクリックして、テーブルで表示する列を選択します。昇順でソートまたは降順でソートのアイコンをクリックして、選択した列の見出しでテーブルをソートします。
    • ステータス列は以下のどれかを表示します:
      • ペンディング
      • 完了して承認が必要 - アイコンをクリックして、完了したレポートセットを表示し、承認または拒否します。レポートセットの単独のレポートが承認を必要とする場合、レポートセット全体を承認して、レポートのすべてを配布する必要があります。
      • 完了して拒否 - アイコンをクリックして、完了して拒否されたレポートセットを表示します。後で承認することもできます。
      • 完了して配布 - アイコンをクリックして、レポートセットを表示します。
      • エラー - レポートセットは発行できませんでした。
    • 繰返し、前の実行および次の実行の列は、レポートセットを発行する頻度、前回および次回の実行がいつであるかを記述します。繰返しパターンおよび終了条件の列は、レポートセットの繰り返しに関する詳細を記述します。追加の列が、レポートセットに対して選択されるフィルターオプションを特定します。
    • スケジュール の表示を最新にするために、スケジュールタブ全体を 更新できます。
    • 発行の行を選択して、行を 削除 したり、再スケージュール できます。

      注: スケジュールテーブルで行が見えるかどうかは、使用しているスコープで決まります。選択した定義を見るは効果がありません。あなたがレポートセットの受取人に指名されているかどうかは関係ありません。受取人は、受信ボックスで完了したレポートセットにアクセスできます。

発行されたレポート、またはレポートセットの表示

レポートおよびレポートセットの受取人は、発行されたレポートを以下の場所で表示できます:

  • レポートレポートセット、またはスケジュール済みレポートスケジュールタブで、 完了したレポートまたはレポートセットをクリックして、発行されたレポートへのハイパーリンクを1つまたは複数含むダイアログボックスを表示します。
  • 受取人の情報センター > 受信ボックスに発行されている場合、受信ボックスのメッセージに埋め込まれているリンクをクリックします。
  • 受取人のEメールアドレスに発行されている場合、Eメールの添付として発行済みレポートを開きます。