受注

受注とは、最終顧客への繰り返しサービスおよび非繰り返しサービスの項目別リストの売上高を文書化したものです。受注の見積ステータスを[アクティブ]に設定すると、受注に指定された繰り返しサービスが顧客レコードに追加されて有効になり、受注に指定された請求可能項目（非繰り返しサービス）について作業指示が作成されます。顧客の繰り返しサービスまたは請求可能項目を作成するには、受注作成は不要であり、省略できます。受注は、顧客に提出するドキュメントとして使用されることを目的としています。

注：受注の作成および構成の概要については、「受注の作成」を参照してください。

アクション

新規 - 新しい受注を追加します。
編集 - 選択した受注を編集します。
削除 - 選択した受注を削除します。
サマリーレポートの表示 - 指定した日付範囲に含まれるすべての受注アクティビティのレポートを生成します。
見積の表示 - 上部パネルの任意の行でこのリンクをクリックすると、受注見積詳細レポートが表示されます。
- このアイコンをクリックすると、標準オプションのリストが表示されます。
- エクスポート - ページで指定したユーザーデータのCSVファイルが生成され、ダウンロードできます。オプションには、[すべて]、[選択済み]、[現在のページ]があります。
- 更新 - ページを更新します。
- リセット - このページのフィルターセットをクリアします。

受注の追加/編集

[受注/作業指示情報]タブ

一般情報

受注/作業指示番号 - 受注番号です。
名前 - 受注の名前です。
顧客 - 顧客レコードです。
営業担当者 - この受注を担当する、マイ組織のスタッフレコード内の営業担当者です。
ステージ - この受注が属しているステージであり、見積または受注です。受注の見積ステータスを[アクティブ]に設定すると、繰り返しサービスが顧客に適用され、非繰り返しサービスの作業指示が作成されます。

見積明細

有効期限 - 販売見積価格が有効である最終日です。
ステータス - 受注の見積ステータスであり、保留、レビュー対象外、ホールド中、拒否、またはアクティブになります。
決定者 - 見積の承認または拒否の権限をもつ顧客連絡先です。
決定日 - ホールド中、拒否、またはアクティブの見積ステータスが設定された日付です。

詳細

説明 - 受注のサマリーの説明です。

[項目]タブ

受注/作業指示のタイプ - 新しい作業指示または受注を作成するには、そのタイプとして基本または詳細を指定する必要があります。作業指示または受注を一度保存した後、この設定を変更することはできません。
- 基本 - 基本作業指示または基本受注では、請求可能項目が労働、部品、経費のいずれを表すかを最初に指定しません。その代わり、すべての請求可能項目は一般項目と呼ばれます。一般項目を労働、部品、または経費として分類するのは、作業指示の一般項目の請求可能エントリーを作成するために実績をレポートするときです。
- 詳細 - 詳細作業指示または詳細受注では、その作成直後に労働、部品、または経費の各タイプの請求可能項目を指定します。これらの項目は既に分類されているため、請求可能エントリーを作成するには実績をレポートするだけで済みます。

一般

注：一般項目は、基本作業指示の[項目]タブにのみ表示されます。

新規 - 一般項目を追加します。
- サマリー - 作業指示項目の1行の説明です。
- 見積金額 - 請求金額です。
- 請求可能 - チェックした場合、この項目が請求可能になります。
- 課税対象 - チェックした場合、この項目が課税対象になります。
編集 - 選択した項目を編集します。
削除 - 選択した項目を削除します。

労働

注：労働項目は、詳細作業指示および詳細受注の[項目]タブにのみ表示されます。

注：「労働項目の構成テーブル」を参照してください。

労働行の項目はリソースタイプ別に分類されます。

新規 - 労働行を追加します。
- サマリー - 項目の1行の説明です。
- リソースタイプ - この労働行のリソースタイプを選択します。リソースタイプにより、スキル、材料またはコストが指定され、請求可能な労働の項目またはエントリーのデフォルトレートが設定されます。通常、リソースタイプは、スタッフメンバーが提供するスキルを表します。サービスの実施に必要なスキルごとに、請求レートおよび標準コストが定義されます。レートは選択時にオーバーライドできます。サービスを提供するための労働には、付随する材料およびコストなどの賦課が必要になることがあるため、リソースタイプは材料またはコストとして分類することもできます。たとえば、サーバーの設置サービスの提供に必要な追加のケーブル敷設や夜間の出荷は、請求可能な追加の労働エントリーとして含めることができます。リソースタイプの分類は通常、会社の稼働要件を反映します。労働エントリーは、リソースタイプとアクティビティのタイプの両方に分類されます。
注：労働行の項目のコストリソースタイプには、オーバーライド可能な事前定義のコストおよび請求レートがあります。一方、経費行の項目は経費名と合計請求額のみを指定します。
- アクティビティのタイプ - 労働のコストおよび収益を分析する目的で、アクティビティのタイプ別に労働エントリーのグループが作成されます。アクティビティのタイプの分類は通常、会社の会計要件を反映します。労働エントリーは、アクティビティのタイプとリソースタイプの両方に分類されます。
- デフォルトレート - このリソースタイプに定義するデフォルトレートです。
- 顧客オーバーライドレート - このリソースタイプの顧客レートです。デフォルトレートより優先されます。
- レート - この労働アクティビティに使用するレートです。このレートは、手動で入力したレート、顧客オーバーライドレート、デフォルトレートに基づきます（この順に優先される）。
- リソースレートをオーバーライドする - チェックした場合、計算されたレートをオーバーライドできます。
- 見積時間 - 見積もられた必要時間数です。
- 請求可能 - チェックした場合、この項目が請求可能になります。
- 課税対象 - チェックした場合、この項目が課税対象になります。
- ステータス - オープンまたは完了です。
編集 - 選択した労働行を編集します。
削除 - 選択した労働行を削除します。

部品

注：部品項目は、詳細作業指示および詳細受注の[項目]タブにのみ表示されます。

注：「部品の構成テーブル」を参照してください。

新規 - 受注に部品を追加します。「部品の注文/更新」」を参照してください。。
削除 - 選択した項目を削除します。

経費

注：経費項目は、詳細作業指示および詳細受注の[項目]タブにのみ表示されます。

新規 - 諸経費行を追加します。
- サマリー - 項目の1行の説明です。
- 見積金額 - 請求金額です。
- 請求可能 - チェックした場合、この項目が請求可能になります。
- 経費カテゴリー - ユーザー定義の経費カテゴリーのリストから選択します。
- 経費タイプ - 該当する場合、選択した経費カテゴリーについて、経費タイプをユーザー定義のリストから選択します。
編集 - 選択した項目を編集します。
削除 - 選択した項目を削除します。

[繰り返しサービス]タブ

新規 - 繰り返しサービス行を追加します。
削除 - 選択した繰り返しサービス行を削除します。
表示 - 繰り返しサービス行の詳細を表示します。

註釈タブ :

メモ - メモを入力します。
非表示 - チェックした場合、受注や販売見積を印刷するときにメモが印刷されません。
保存 - 入力したメモを保存します。
メモの削除 - 選択したメモを削除します。