モニタリングを指定
モニタ > モニタリングを指定
モニタリングを指定ページは、運営マシン用にモニタセット警報を作成します。警報はアラーム条件に反応します。マシンのパーフォマンスが、指定した基準達成に成功、失敗した場合、警報状態が存続します。
モニターセット
モニタセットはマシンの性能をモニタするのに使用するカウンタオブジェクト, カウンタ, カウンタインスタンス, サービス、プロセスのセットです。通常は、閾がモニタセット内の各オブジェクト/インスタンス/カウンタサービス、またはプロセスに指定されます。モニタセット内の閾を超えたらアラームを発するように設定できます。モニタセットはモニタするものの論理セットとして使用されなければなりません。例えば、論理グループは、エクスチェンジサーバーを運行するのに必須の全カウンタとサービスをモニタできます。モニタセットをウインドウズ2000またはそれよりも新しいOSを持っているどのマシンにも指定できます。
モニタセットで作業する一般的方法は以下のとおりです:
- ソースマシンIDで、モニタ > スキャンでリストをアップデート.で、モニタセットオブジェクト、インスタンス、カウンタをアップデートします。
注: そのマシンをモニターするためにVSAに存在する定義をモニターするリストの完成を確実にするために、モニターセットを割り当てる各マシンIDにスキャンでリストをアップデートを稼働させなければなりません。
- もしくは、モニタセットカウンタオブジェクト、インスタンス、カウンタを手動でアップデートし、モニタリストで確認します。
- モニタ > モニタセットでモニタセットを作成、維持します。
- モニタ > モニタリングを指定でマシンIDにモニタセットを指定します。
- もしくは、標準のモニタセットを個別モニタセットとしてカスタム化します。
- もしくは、標準のモニタセットを自動学習でカスタム化します。
- 以下を使って、モニタセットの結果を確認します:
注: モニターセットの変更は、数分以内にモニターセットがすでに指定された全マシンIDに影響を与えます。
個別のモニターセット
単一のマシンのモニタセットの設定を個別化できます。
- モニタ > モニタリングを指定で標準モニタセットを選択します。選択には
<Select Monitor Set> ドロップダウンリストを使用します。 - この標準のモニタセットをマシン IDに指定します。モニタセット名はモニタセットコラムに表示されます。
- モニタセットコラムの中の、個別化モニタセットアイコン
をクリックし、標準モニタセットを定義するときの同じオプションを見ます。個別化モニタセットは、モニタセットの名称に(IND)プレフィックス(接頭符)を加えます。 - 個別化モニタセットの名称または解説を変更し、[保存]ボタンを押します。独自の名前と説明を入れると、レポートとログファイルに個別化モニタセットの特定に助かります。
- 個別化モニタセットのモニタリング設定に変更を加え、[実行] ボタンをクリックします。変更は、個別化モニタセットが指定されたマシンにのみ適用されます。
注: 標準のモニタセットに変更を加えても、そこからコピーされた個別化モニタセットは変わりません。
モニタセット用自動学習アラーム閾
選択したマシンIDに割り当てる標準モニタセットの自動学習警告閾をオンにできます。この自動微調整警告閾は、 マシンベースの実際のパーフォーマンスデータに基づいています。
各割り当てられたマシンは、指定した時間期間のパーフォーマンスデータを収集します。その期間中、アラームは発生しません。自動学習 セッションの最後に、各指定したマシンのアラーム閾はマシンの実際のパーフォーマンスに基づき自動的に調整されます。 自動学習で計算されたアラーム閾を手動で調節できますし、また自動学習の別のセッションを作動することもできます。自動学習は、個人用のモニタセットには使用できません。
選択したマシンIDに自動学習を適用:
- モニタ > モニタリングを指定で標準モニタセットを選択します。選択には
<Select Monitor Set> ドロップダウンリストを使用します。 - 自動学習をクリックすると自動学習 ポップアップウインドウが表示されます。アラーム閾値の計算に使用するパラメータを定義するためにウィザードを使用します。
- 自動学習パラメータで修正したこの標準モニタセットを、選択したマシンIDに割り当てます。
注: マシンIDに既に割り当てられているモニターセットに自動学習を適用できません。必要なら、マシンIDへのモニターセットの現存する指定をクリアし、それから上のステップ1から3を実行してください。
一度、自動学習がマシンIDに適用され、指定期間運営されると、特定のマシンID用に オーバーライド自動学習アイコン をクリックでき、手動で計算したアラーム閾値を調整します。アラーム閾値の再計算に、実際のパーフォーマンスデータの新しいセッションを使って自動学習を再度作動させることもできます。
モニタセット警報を作成する
- これらのチェックボックスのどれかをチェックすると、アラーム条件が発生したときに対応するアクションが実行されます。
- アラームを作成
- チケットを作成
- スクリプトを実行
- Eメール受信者
- 追加のEメールパラメータを設定します。
- 追加または置き換えるモニタセットを選択します。
- 警報を適用マシンIDをチェックします。
- [適用]ボタンをクリックします。
モニタセット警報をキャンセルする
- マシンIDチェックボックスを選択します。
- [クリア]ボタンをクリックします。
マシンIDの横にリストアップされていた警報情報が取り除かれます。
警報情報をEメールや手順に渡す
以下のタイプのモニタリング警報Eメールを送信、フォーマットできます:
- モニタリング閾アラーム
- モニタリングトレント閾アラーム
- モニタリング存在アラーム状態通知
注: このEメールアラームフォーマットを変更すると、全モニタセットと、SNMPセットEメールのフォーマットを変更することになります。
以下の変数を、フォーマットしたEメール警報と、手順に含むことができます。
Eメール内
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手順内
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説明
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<ad>
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#ad#
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アラーム期間
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<ao>
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#ao#
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アラームオペレータ
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<at>
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#at#
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警報時間
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<av>
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#av#
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アラーム閾
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<cg>
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#cg#
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イベントカテゴリ
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<db-view.column>
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利用不可
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データベースからのview.columnを含みます。例えば、Eメールに警報を作成するマシンのコンピュータ名を含むには、<db-vMachine.ComputerName>を使用します
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<dv>
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#dv#
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SNMPデバイス名
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<gr>
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#gr#
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グループID
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<id>
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#id#
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マシンID
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<ln>
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#ln#
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モニタリングログオブジェクト名
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<lo>
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#lo#
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モニタリングログオブジェクトタイプ:カウンタ、プロセス、オブジェクト
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<lv>
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#lv#
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モニタリングログ値
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<mn>
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#mn#
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モニタセット名
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#subject#
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Eメールメッセージのタイトルテキスト、警報の反応としてEメールが送信された場合
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#body#
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Eメールメッセージの本文テキスト、警報の反応としてEメールが送信された場合
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アラームの作成
チェックして、アラーム条件が発生すると、チケットが作成されます。アラームはアラーム > ダッシュボードリスト、モニター > アラームサマリおよび情報センター >レポート > ログ > アラームログで表示されます。
チケットの作成
チェックして、アラーム条件が発生すると、チケットが作成されます。
スクリプトを作動
チェックして、アラーム条件が発生すると、エージェント手順が実行されます。実行するエージェント手順を選ぶには、エージェント手順の選択リンクをクリックしなければなりません。このマシンIDリンクをクリックすることで、マシンIDの特定レンジでエージェント手順を作動させることができます。これらの指定されたマシンIDは、アラーム条件が発生したマシンIDと一致する必要はありません。
Eメール受信者
これにチェックを入れると、アラーム状態の時に、Eメールが指定Eメールアドレスに送付されます。
- 現在ログオンしているユーザーのEメールアドレスがEメール受信者フィールドに表示されます。システム > プリファレンスでデフォルトにできます。
- Eメールをフォーマット をクリックして、 Eメール警報をフォーマット ポップアップウインドウを表示します。このウインドウは、警報状態に遭遇した時にシステムが作成したEメール表示をフォーマットできます。このオプションは、マスター役割ユーザーだけを表示します。
- 現在のリストに追加ラジオボタンオプションを選択し、 適用をクリックすると、警報設定が適用され、以前に指定されたEメールアドレスはそのままで、指定されたEメールアドレスが加えられます。
- リストの置き換えラジオボタンオプションを選択し、適用をクリックすると、警報設定が適用され、指定されたEメールアドレスが、現存のEメールアドレスと置き換わります。
- 取り除くをクリックすると、どの警報パラメータも修正することなく全Eメールアドレスが取り除かれます。
- EメールはKServerから直接警報で指定されたEメールアドレスに送信されます。システム> アウトバウンドEメールを使って発信元を設定します。
(フィルタをかける)
フィルタ編集ボックスにテキストを入力し、ファンネルアイコンを をクリックして、モニタセット選択に表示されたドロップダウンリストにフィルタを適用します。フィルタリングでは大文字、小文字を区別しません。フィルターテキストがセット名のどこかで見つかれば、一致となります。
モニタセット選択
モニタセット選択リストからモニタセットを選択し[適用]ボタンをクリックして、選択したマシンIDにモニタセットを指定します。1つのマシン IDに複数のモニタセットを指定してもかまいません。モニタ > モニタセットでモニタセットを追加、あるいは編集します。
モニターセットの追加
モニタセットがマシンIDに指定されると、モニタセットがこれらのマシンIDに現在指定されているモニタセットのリストに加えられます。
モニタセットの置き換え
モニタセットがマシンIDに指定されると、モニタセットがこれらのマシンIDに現在指定されているモニタセットに置き換わります。
適用する
選択したモニタセットをチェックしたマシンIDに適用します。
クリア
選択したモニターセットの指定を選択したマシンIDから解除します。
全てクリア
選択されたマシンIDに指定した全モニタセットがクリアされます。
すべて選択/すべて選択解除
すべて選択のリンクをクリックして、ページのすべての行をチェックします。すべて選択解除のリンクをクリックして、ページのすべての行をチェック解除します。
チェックインステータス
これらのアイコンは、各管理マシンのエージェントチェックインステータスを示します:
オンラインなのですが、最初の監査が完了するのを待っています
エージェントがオンライン
エージェントがオンラインで、ユーザーが現在ログインしています。アイコンがログイン名を示すツールティップを表示します。
エージェントがオンラインで、ユーザーが現在ログインしていますが、10分間ユーザーの動きがありません
エージェントが現在オフライン
エージェントが今までチェックインしたことがない
エージェントがオンラインだが、リモートコントロールが不作動
エージェントが延期された
マシン.グループID
表示されるマシングループIDのリストは、ユーザーシステム > ユーザーセキュリティ > スコープを使って表示することが承認されているマシンID / グループIDフィルタおよびマシングループによって異なります。
モニターセット
マシンIDに指定された全モニターセットのリストを表示します。
- 編集 -常にモニタセットの横に表示されます。このアイコンをクリックすると、選択したマシンIDと一致したヘッダパラメータを設定します。
- 自動学習値を書き換える - 自動学習がこの標準モニタセットに適用されていると表示します。.このアイコンをクリックして、このマシンID上のモニタセットの自動学習で計算した実際の値を表示したり変更します。
- モニタセットの個別化 - 自動学習がこの標準モニタセットに適用しない場合に表示します。 このマシンIDに個別化したこの標準モニタセット のコピーを作成したり、変更するのにこのアイコンをクリックします。個別化モニタセットは、モニタセットの名称に(IND)プレフィックス(接頭符)を加えます。
ATSE
マシンIDまたはSNMPデバイスに指定したATSEレスポンスコード:
- A = アラームを作成
- T = チケットを作成
- S = エージェント手順を作動
- E = Eメール受信者
Eメールアドレス
通知が送信されるEメールアドレスのコンマ区切りのリスト。
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