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有効化

Service Deskアクティブにすると、アラームなどのシステムイベントにより、レガシーのチケット発行モジュールでなく、Service Desk新しいチケットを作成できます。また、アクティブにすることにより、既存のチケットを表示する[Live Connect]、[Portal Access]、[モニタリング]などのページに、チケット発行モジュールのチケットでなく、Service Deskのチケットがリストされます。VSA内のほかのモジュールはチケット発行モジュール、またはService Deskモジュールのいずれかに統合されますが、同時にこれら2つと統合することはできません。

Service Deskへの統合は、Service Deskの構成の前後のいつでもアクティブにできます。通常は、Service Deskを構成してから、統合をアクティブにします。

Service Deskを使用して、システムイベントで新しいチケットを作成できるようにするには、次の3つのステップをすべて実行する必要があります。

注:インバウンドEメールに基づいてチケットを作成する手順については、「受信Eメールおよびアラームの設定」の「[リーダー]タブ」を参照してください。

  1. システムイベントからのチケット要求を処理するには、Service Desk > [共通の設定] > [グローバルな設定]を使用して、Service Deskモジュールをアクティブ化する必要があります。
  2. [受信Eメールおよびアラームの設定]を有効にしておく必要があります。

    注:アラームからService Deskチケットを作成するためにEメールリーダーを定義する必要はありません。

  3. 次の3つの方法のいずれかを使用して、チケットの作成に使用するデスク定義を指定します。
    1. オプションで、[サービスデスク] > [デスクの定義]を選択して、デフォルトのデスク定義を設定します。
    2. オプションで、[サービスデスク] > [受信Eメールおよびアラームの設定]を選択して、[アラームのデフォルトのサービスデスク]を設定します。これは、デフォルトのデスク定義より優先されます。
    3. オプションで、システムイベントからのチケット要求を処理する、専用のチケット要求重複排除またはチケット要求マッピングの手順を指定します。この指定には、[サービスデスク] > [受信Eメールおよびアラームの設定] > [一般]タブを使用します。この設定は、デフォルトのデスク定義、および[アラームのデフォルトのサービスデスク]設定より優先されます。 チケット要求のソースのシステムイベントなど、チケット要求のプロパティ値をテストする方法の詳細については、testTicketProperty()コマンドを参照してください。このIFコマンドは、チケット要求マッピング 手順内でのみ使用できます。

非活動化

アクティブにしたService Deskは、非アクティブにすることができます。非アクティブにすると、Service Deskモジュールの代わりに、Live Connectモニタリング、およびアラームチケット発行モジュールに統合されます。Service Deskを非アクティブにするには、[サービスデスク] > [グローバルな設定]を使用します。

チケット発行Eメールリーダーの無効化

Service Deskをアクティブにした後でも、チケット発行EメールリーダーはインバウンドEメールをチケット発行モジュールのチケットに変換するので、Service Deskをアクティブにする前にチケット発行Eメールリーダーを手動で無効にする必要があります。チケット発行Service DeskEメールリーダーを同時に実行する場合は、異なるEメールサーバーをポーリングしなければなりません。