Service Desk手順で使用されるIF-ELSEおよびSTEPステートメントのサマリーを示します。
IF-ELSE-ステートメント
与えられた変数を評価します。 |
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対応するIFコマンドの下に、ELSEコマンドを追加します。 |
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それが現存するチケットの複製であるか判断するためにインバウンドEメールを比較します。 |
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チケットが再オープンされたものであるかどうかを調べます。 |
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チケットがクローズされているかどうかを調べます。 |
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チケットまたはKB項目が現在カバレージスケジュールに含まれているかどうかを調べます。 |
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チケットのカスタムフィールドに値を指定します。 |
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チケットのフィールドの値を特定の値、あるいは変数と比較します。 |
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インバウンドEメールのフィールドの値を特定の値、あるいは変数と比較します。 |
STEPステートメント
手順で処理されたチケットに注釈を加えます。 |
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手順で処理するチケットにメモと時間を追加します。 |
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チケットのカスタムフィールドに値を割り当てます。 |
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createTicket()コマンドを使用して作成された新しいチケットのカスタムフィールドに値を割り当てます。 |
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createTicket()コマンドを使用して作成された新しいチケットのプロパティに値を割り当てます。 |
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現在のチケットのプロパティに値を割り当てます。 |
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チケットの作成をキャンセルします。 |
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手順に1行のコメントを追加します。 |
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指定したサービスデスクに新しいチケットを作成します。 |
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手順で処理されたチケットを削除します。 |
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VBまたはC#で記述されたスクリプトを実行します。 |
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Kaseya Serverでshellコマンドを実行します。 |
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Kaseya ServerのSQL Serverデータベースでクエリー以外のSQLコマンドを実行します。 |
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Kaseya ServerのSQL ServerデータベースでSQLのSelectクエリーコマンドを実行します。 |
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別の手順を開始します。 |
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現在の手順を終了します。 |
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チケットの変更はデータベースに保存されません。 |
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チケットに関連付けられたエージェントマシンの最後の監査から、選択したプロパティの値を返します。 |
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入力した値、またはKaseya Server上に保存されたファイルからの値を取得します。 |
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処理されたチケット付きの別のチケットを関連付けます。 |
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ステージゴールに対し経過時間のカウントを休止します。 |
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ステージゴールに対し経過時間のカウントを休止します。 |
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クローズしたチケットを再オープンします。 |
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ステージゴールに対し経過時間のカウントを再開します。 |
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チケットゴールに対し経過時間のカウントを再開します。 |
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特定のマシンの選択したエージェント手順を起動します。 |
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Eメールを複数の受取人に送ります。 |
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ユーザの受信ボックスにメッセージを送ります。 |
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プールを含む各ユーザの受信ボックスにメッセージを送ります。 |
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チケットがエスカレートする時間を設定します。 |
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チケットまたはステージゴールが完了する予定の時間を設定します。 |
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チケット全体の有効期限を設定します。 |
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[システム] > [アプリケーションのロギング]にエントリーを書き込みます。 |
使用された場所
これらのIF-ELSEおよびSTEPのステートメントは、次の各タイプのService Desk手順で使用されます。
IF-ELSE-ステートメント |
ステージ入退出 |
チケット変更 |
チケット要求De-Dup |
チケット要求マッピング |
チケットゴール |
チケットエスカレーション |
サブ手順 |
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STEPステートメント |
ステージ入退出 |
チケット変更 |
チケット要求De-Dup |
チケット要求マッピング |
チケットゴール |
チケットエスカレーション |
サブ手順 |
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IF-ELSE詳細
checkVariable()
変数の名前を#var_name#
のフォーマットで入力します。現在の手順で早期に定義された、またはペアレント手順であるグローバル変数、または手順変数であり得ます。グローバル変数ならば、グローバル変数の設定値は作動している手順で使用できなければなりません。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
文字列比較オペレータを入力します。同じ文字列比較オプションが全IFコマンドに有効です。文字列比較と日付/時間比較をご覧ください。
それから、最初の値に対し比較する2つ目の値を入力します。値の代わりに、[$objectname$]
のフォーマットでプロパティ変数を、また、[=var_name=]
のフォーマットでグローバル変数または手順変数を入力することもできます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。
テストが真なら、IF ステップが実行されます。テストが違なら、ELSE ステップが実行されます。
else
対応するIfコマンドの下に、Elseコマンドを追加します。Elseコマンドの下にリストされているすべてのステップは、対応するIfコマンドがFalse
の結果を返したときに実行されます。
isDuplicateRequest()
このIFコマンドはチケット要求重複排除手順でのみ有効です。
現存するチケットの複製であるか調べるため、チケット要求をテストします。指定された時間内で、チケット要求から複数のチケットが作成されるのを防ぎます。
チケット要求は、インバウンドEメールから、または警報条件などのシステムイベントから作成されます。受信Eメールおよびアラームの設定と、リンクしたサービスデスク手順により、チケット要求を処理してチケットにする方法、チケット作成に使用するサービスデスク、およびチケット要求のキャンセル可否が決まります。
手順エディターでこのコマンドを選択すると、チケットエディターの右側のパネルに次のダイアログが表示されます。すべてのフィールドの入力値が、チケット要求レコード内の対応する値と一致する場合、このテストはTrueを返します。詳細については、「ソースのプロパティ」を参照してください。
isTicketClosed()
マップするチケットがクローズされているかどうかを調べます。通常、reOpenTicket()ステップの前に使用されます。チケット要求マッピング手順にのみ適用されます。
inReopenTicket()
チケットが以前に再オープンされたかどうかを調べます。
isWithinCoverage()
このIFコマンドは、チケット要求重複削除およびチケット要求マッピングの手順では利用できません。
チケットまたはKB項目が現在カバレージスケジュールに含まれているかどうかを調べます。
testIncidentCustomField()
どのような種類の括弧も使用しないcustom_field
のフォーマットで、カスタムフィールドの名前を入力します。
文字列比較オペレータを入力します。同じ文字列比較オプションが全IFコマンドに有効です。文字列比較と日付/時間比較をご覧ください。
それから、最初の値に対し比較する2つ目の値を入力します。値の代わりに、[$objectname$]
のフォーマットでプロパティ変数を、また、[=var_name=]
のフォーマットでグローバル変数または手順変数を入力することもできます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
テストが真なら、IF ステップが実行されます。テストが違なら、ELSE ステップが実行されます。
testIncidentProperty()
ドロップダウンリストからチケットのプロパティを選択します。
文字列比較オペレータを入力します。同じ文字列比較オプションが全IFコマンドに有効です。文字列比較と日付/時間比較をご覧ください。
それから、最初の値に対し比較する2つ目の値を入力します。値の代わりに、[$objectname$]
のフォーマットでプロパティ変数を、また、[=var_name=]
のフォーマットでグローバル変数または手順変数を入力することもできます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
カテゴリープロパティ値のテストを行う場合、カテゴリーのレベルを区切るには、2つの縦棒文字||
を使用します。例:Hardware||CPU||Overheating
チェックが真なら、IF ステップが実行されます。チェック結果が違なら、ELSE ステップが実行されます。
testTicketProperty()
このIFコマンドは、チケット要求重複削除およびチケット要求マッピングの手順でのみ利用できます。
どのような種類の括弧も使用しないobjectname
のフォーマットのチケットプロパティを、ドロップダウンリストから選択します。
文字列比較オペレータを入力します。同じ文字列比較オプションが全IFコマンドに有効です。文字列比較と日付/時間比較をご覧ください。
それから、最初の値に対し比較する2つ目の値を入力します。値の代わりに、[$objectname$]
のフォーマットでプロパティ変数を、また、[=var_name=]
のフォーマットでグローバル変数または手順変数を入力することもできます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
カテゴリープロパティ値のテストを行う場合、カテゴリーのレベルを区切るには、2つの縦棒文字||
を使用します。例:Hardware||CPU||Overheating
ソースのプロパティを調べることもできます。
テストが真なら、IF ステップが実行されます。テストが違なら、ELSE ステップが実行されます。
STEP詳細
addNote()
手順で処理されたチケットに注釈を加えます。次の追加オプションがあります。
メモのテキストには、[$objectname$]
のフォーマットでプロパティ変数を、また、[=var_name=]
のフォーマットでグローバル変数または手順変数を含めることができます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
addNoteWithTime()
手順で処理するチケットにメモと時間を追加します。次の追加オプションがあります。
注:デフォルトユーザーのオーバーライドは、ゴール、エスカレーション、チケット要求重複排除、またはチケット要求マッピングでは利用できません。これは、これらの手順を実行する直前にチケットを手動で編集するユーザーがいないためです。
メモのテキストには、[$objectname$]
のフォーマットでプロパティ変数を、また、[=var_name=]
のフォーマットでグローバル変数または手順変数を含めることができます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
assignCustomField()
チケットのカスタムフィールドに値を割り当てます。どのような種類の括弧も使用しないcustom_field
のフォーマットで、カスタムフィールドの名前を入力します。それから、このカスタムフィールドに許された可能な範囲にマッチする値を入力します。可能な値の範囲を指定するには、[サービスデスク] > [デスクの定義] > [プロパティ] > [カスタムフィールド]タブを使用してします。
さらに、[$objectname$]
のフォーマットでプロパティ変数を、また、[=var_name=]
のフォーマットでグローバル変数または手順変数を入力することもできます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
assignCustomObjectField()
createTicket()コマンドを使用して前のサービス手順ステップで作成された新しいチケットのカスタムフィールドに値を割り当てます。
assignObjectProperty()
createTicket()コマンドを使用して前のサービス手順ステップで作成された新しいチケットのプロパティに値を割り当てます。
割り当てることができるプロパティはドロップダウンリストに表示されています。変数の詳細については、「変数で作業」を参照してください。
カテゴリープロパティ値を割り当てる場合、カテゴリーのレベルを区切るには、2つの縦棒文字||
を使用します。例:Hardware||CPU||Overheating
注:現在のチケットのプロパティに値を割り当てるには、[チケットプロパティを指定する]を使用します。
assignTicketProperty()
現在のチケットのプロパティに値を割り当てます。割り当てることができるプロパティはドロップダウンリストに表示されています。指定できる値は、[=var_name=]
のフォーマットのグローバル変数名または手順変数名です。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
カテゴリープロパティ値を割り当てる場合、カテゴリーのレベルを区切るには、2つの縦棒文字||
を使用します。例:Hardware||CPU||Overheating
注:createTicket()コマンドを使用して作成された新しいチケットのプロパティに値を指定するには、assignObjectProperty()を使用します。
cancelTicketCreation()
チケットの作成をキャンセルします。設定するパラメータはありません。チケット要求マッピング手順にのみ適用されます。
comment()
手順に1行のコメントを追加します。
createTicket()
指定したサービスデスクに新しいチケットを作成します。
イベントは次の順序で発生します。
deleteTicket()
手順で処理されたチケットを削除します。
executeSubProcedure()
サブ手順を実行させます。複数のIF-ELSE句をまとめるのにこの能力を使用します。手順実行を10レベルまでネスティングできます。
executeExternalScript()
注:Kaseya Serverに手動で追加(方法は後述)された外部スクリプトがない場合には、[実行する外部スクリプトの選択]ドロップダウンリストに"承認済みの外部スクリプトなし
"メッセージが表示されます。
Kaseya Serverで、次のファイルの場所にあるVB.Net(.vb)またはCSharp(.cs)で記述されたスクリプトを実行します。
<KaseyaInstallDirectory>\xml\SDProcExecuteScript\0
- 0
ディレクトリに保存されているファイルは、すべてのパーティションで利用可能です。(デフォルト)<KaseyaInstallDirectory>\xml\SDProcExecuteScript\1
- この例の1
ディレクトリは、パーティションID 1に対応します。パーティション専用のディレクトリに保存されているファイルは、そのパーティションでのみ利用可能です。executeExternalScript()のXMLファイルには任意のファイル名を設定できます。1つのファイルに複数のスクリプトを記述することができます。複数のファイルを作成することもできます。XMLファイル内から参照するすべてのスクリプトは、XMLファイルと同じ場所の\Script
フォルダの下に保存しなければなりません。
VB.Netスクリプトの例
ファイルが存在する場合、そのファイルにこのスクリプトで書き込みが行われます。
Dim FILE_NAME As String = "c:\temp\test.txt"
If System.IO.File.Exists(FILE_NAME) = True Then
Dim objWriter As New System.IO.StreamWriter( FILE_NAME )
objWriter.Write( "Hello" )
objWriter.Close()
End If
スクリプトファイルを次の場所のファイルとして配置します。
<KaseyaInstallDirectory>\xml\SDProcExecuteScript\0\script\CreateFile.vb
注:この例では、実行前にc:\temp\test.txt
を作成する必要があります。また、グループIIS_IUSRS
には、C:\temp
に対する権限が必要です。
XMLファイルの例
XMLは、次の例のように構成する必要があります。この例は、2つの外部スクリプトを含みます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<externalScriptList>
<externalScriptDef label="First Script" fileName="createFile.vb">
</externalScriptDef>
<externalScriptDef label="Second Script" fileName="createFile2.vb">
</externalScriptDef>
</externalScriptList>
スクリプトファイルを次の場所のファイルとして配置します。
<KaseyaInstallDirectory>\xml\SDProcExecuteScript\0\VB.xml
C#.Netスクリプトの例
ファイルが存在する場合、そのファイルにこのスクリプトで書き込みが行われます。
string FILE_NAME = "c:\\temp\\test.txt";
if (System.IO.File.Exists(FILE_NAME) == true) {
System.IO.StreamWriter objWriter = new System.IO.StreamWriter(FILE_NAME);
objWriter.Write("Hello");
objWriter.Close();
}
スクリプトファイルを次の場所のファイルとして配置します。
<KaseyaInstallDirectory>\xml\SDProcExecuteScript\0\script\CreateFile.cs
注:この例では、実行前にc:\temp\test.txt
を作成する必要があります。また、グループIIS_IUSRS
には、C:\temp
に対する権限が必要です。
XMLファイルの例
XMLは、次の例のように構成する必要があります。この例は、1つの外部スクリプトを含みます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<externalScriptList>
<externalScriptDef label="Write to a file" fileName="CreateFile.cs">
</externalScriptDef>
</externalScriptList>
スクリプトファイルを次の場所のファイルとして配置します。
<KaseyaInstallDirectory>\xml\SDProcExecuteScript\0\CS.xml
定義
label
- 実行可能なスクリプトのドロップダウンリストに表示される名前です。スクリプトの実行内容を表していなければなりません。必須。filename
- スクリプトのファイル名です。スクリプトは、XMLステートメントと同じフォルダ内にある\Script
フォルダの下に配置しなければなりません。必須。name
- additionalAssembly
の名前です。XMLステートメントには、additionalAssembly
ごとに固有のノードが必要です(オプション)。 exitProcedure()
現在の手順を終了します。設定するパラメータはありません。
executeShellCommand()
注:Kaseya Serverに手動で追加(方法は後述)されたSQLコマンドがない場合には、[コマンドshellで実行するコマンドを選択]ドロップダウンリストに"承認済みのshellコマンドなし
"メッセージが表示されます。
次のファイルの場所にあるshellコマンドをKaseya Serverで実行します。
<KaseyaInstallDirectory>\xml\SDProcShellCommand\0
- 0
ディレクトリに保存されているファイルは、すべてのパーティションで利用可能です。<Kaseyaインストールディレクトリ>\xml\SDProcShellCommand\1
- この例の1
ディレクトリは、パーティションID 1に対応します。パーティション専用のディレクトリに保存されているファイルは、そのパーティションでのみ利用可能です。これらの場所に保存されているshellコマンドは、XMLファイルとしてフォーマットされ、任意のファイル名を付けることができます。1つのXMLファイルに複数のコマンドを記述することができます。複数のXMLファイルを作成することもできます。
例
XMLは、次の例のように構成する必要があります。この例は、2つのshellコマンドを含みます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<shellCommandList>
<shellCommandDef label="Shell Command 1" commandToExecute="echo hello" waitForCompletion="true" sendOutputToLog="true" outputFile="c:\temp\fromcmd.log" outputVariable="" />
<shellCommandDef label="Shell Command 2" commandToExecute="echo hello" waitForCompletion="true" sendOutputToLog="true" outputFile="c:\temp\fromcmd2.log" outputVariable="" />
</shellCommandList>
定義
label
- 実行可能なコマンドのドロップダウンリストに表示される名前です。shellコマンドの実行内容を表していなければなりません。必須。commandToExecute
- shellコマンドです。必須。waitforCompletion
- 待機する場合には、Trueを指定します。待機しない場合には、Falseを指定します。必須。sendOutputToLog
- 出力を送信する場合には、Trueを指定します。出力を送信しない場合には、Falseを指定します。必須。次の値のうち、少なくとも1つが必須です。両方が入力された場合、outputFile
が優先されます。
outputFile
- sendOutputToLogがTrueの場合に出力の保存先にするファイルのフルパスおよび名前です。オプション。outputVariable
- 出力を格納する変数の名前です。オプション。executeSqlNonQuery()
注:Kaseya Serverに手動で追加(方法は後述)されたSQLコマンドがない場合には、[実行するSQLコマンド]ドロップダウンリストに"承認済みのSQLなし
"メッセージが表示されます。
選択したSQLの"クエリー以外"のステートメントを実行して、列内の値を更新する、または行を挿入するなどの操作を行い、データベースを更新します。グローバルの"クエリー以外"のステートメントは、次の場所のファイルに指定します。<C:\Kaseya\xml\SDProcSQL\0\SQLNonQuery\<filename.xml>
.
警告:Kaseya Serverデータベースを直接操作すると、大量のデータが失われるおそれがあります。
ファイル名は、内部で正確にフォーマットされている限り、.xml
拡張子の付いた任意の名前にすることができます。1つ以上のXMLファイルを使用して指定された複数のステートメントは、ユーザーインターフェイス内に、統合された1つのコンボボックスリストとして表示されます。XMLファイル内にある個々のSQLステートメントは固有のラベルをもち、ラベルのみがコンボボックスに表示されます。SQLステートメントが定義されていない場合、コンボボックスに"*承認済みのSQLがありません*
"が表示されます。
パーティション固有のステートメント
パーティション固有のフォルダには、パーティション固有のSQLステートメントを入れることができます。例:<C:\Kaseya\xml\SDProcSQL\123456789\SQLNonQuery\<filename.xml>
。0
フォルダにある"クエリー以外"のすべてのSQLステートメントと、使用するパーティションに対応するパーティションパスにある"クエリー以外"のすべてのSQLステートメントを選択して実行できます。
フォーマットの例
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<queryList>
<queryDef label="Update Table" sql="UPDATE table1 SET column2 = value2 WHERE column1 = value1" />
</queryList>
executeSqlQuery()
注:Kaseya Serverに手動で追加(方法は後述)されたSQLコマンドがない場合には、[実行するSQLコマンド]ドロップダウンリストに"承認済みのSQLなし
"メッセージが表示されます。
選択したSQLの"クエリー"ステートメントを実行して、データベースから値を返し、名前付きの変数に保存します。グローバルの"クエリー"ステートメントは、次の場所に指定します。<C:\Kaseya\xml\SDProcSQL\0\SQLQuery\<filename.xml>
ファイル名は、内部で正確にフォーマットされている限り、.xml
拡張子の付いた任意の名前にすることができます。1つ以上のXMLファイルを使用して指定された複数のステートメントは、ユーザーインターフェイス内に、統合された1つのコンボボックスリストとして表示されます。XMLファイル内にある個々のSQLステートメントは固有のラベルをもち、ラベルのみがコンボボックスに表示されます。SQLステートメントが定義されていない場合、コンボボックスに"*承認済みのSQLがありません*
"が表示されます。
パーティション固有のステートメント
パーティション固有のフォルダには、パーティション固有のSQLステートメントを入れることができます。例:<C:\Kaseya\xml\SDProcSQL\123456789\SQLQuery\<filename.xml>.
。0
フォルダにある"クエリー"のすべてのSQLステートメントと、使用するパーティションに対応するパーティションパスにある"クエリー"のすべてのSQLステートメントを選択して実行できます。
フォーマットの例
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<queryList>
<queryDef label="Agent Guid" sql="SELECT machName FROM dbo.machNameTab WHERE agentGuid = 12345678910111213141516171" />
</queryList>
failCurrentTicketTransaction()
それは手順に含まれ、チケットへの変更がすべてキャンセルされます。チケットの変更のキャンセルは、チケットを保存する前に手動で行われ、プロセス内でのチケットの変更は、このステップが作動する前に行われます。このステップの実行前に処理されるsendEmail()やsendMessage()ステップは、キャンセルされません。このステップが作動後にこの手順内のステップをすべてキャンセルします。
getAgentInfo()
チケットに関連付けられたエージェントマシンの最後の監査から、選択したプロパティの値を返します。
var_name
. getVariable()
新しい手順変数を定義し、値を割り当てます。カッコなして変数名を指定します。例:var_name
.
変数名を[=
と=]
で囲むことで、任意の後続ステップのテキストフィールドでこの変数を参照できます。例:[=var_name=]
。変数の詳細については、「手順変数」および「変数で作業」を参照してください。
linkTickets()
処理されたチケットを指定したチケットID、またはナレッジベース項目IDにリンクします。
pauseStageGoal()
現在のステージゴールに対し経過時間のカウントを休止します。ゴール手順をステージにリンクするには、[サービスデスク] > [デスクの定義] > [処理] > [ステージ] > [手順]タブを使用します。
pauseTicketGoal()
チケットゴールに対し経過時間のカウントを休止します。チケットゴールは、全チケットの有効期限を決定します。ゴールをサービスデスクにリンクするには、[デスクの定義] > [プロパティ] > [一般] > [手順]タブを使用します。
reOpenTicket()
終了ステージ(例: クローズ
)のチケットを、開始ステージ(例: 新規
)のチケットに変更します。チケット要求マッピング手順にのみ適用されます。
resumeStageGoal()
現在のステージゴールに対し経過時間のカウントを再開します。ゴール手順をステージにリンクするには、[サービスデスク] > [デスクの定義] > [処理] > [ステージ] > [手順]タブを使用します。
resumeTicketGoal()
チケットゴールに対し経過時間のカウントを再開します。チケットゴールは、全チケットの有効期限を決定します。ゴールをサービスデスクにリンクするには、[デスクの定義] > [プロパティ] > [一般] > [手順]タブを使用します。
scheduleProcedure()
特定のマシンの選択したエージェント手順を起動します。マシンがチケットと関連付けられていることを前提に、[$FullMachineName$]
を使用してマシン名とマシングループを指定します。そうでなければ、マシン名に手順変数を入力するか、固定マシン名の値を指定します。
sendEmail()
Eメールを複数の受取人に送ります。Eメールのタイトルと本文を指定します。
オプションで、[本文に[$ChangesAsHtml$]または[$Changes$]が含まれており、メモが非表示であるためにそれらのプロパティが空白である場合に、Eメールを送信する。]をチェックにします。これにより、"空白"のメモを含むEメールが送信されなくなります。
sendEmail()コマンドの[宛先]、[発信元]、[タイトル]、[本文]フィールドには、プロパティ変数、グローバル変数、および手順変数を含めることができます。sendEmail()コマンド内で、リンクしているメッセージテンプレート内のプロパティ変数、グローバル変数、および手順変数を参照できます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
ユーザのプールの名称も入力することもできます。名称はコンマまたはセミコロンで区切られます。以下の優先順位が、受信者のEメールアドレスを決定します。sendEmail()ステップの[宛先]フィールドの名前について、次の項目が該当するかどうかがチェックされます。
user@domain.com
などです。名称がそのパターと一致すれば、その名称がEメールアドレスに使用されます。サービスデスクプール名がEメールアドレスに準ずるなら、Eメールは、ユーザのプールではなく、そのEメールアドレスに送信されます。sendMessage()
メッセージをユーザの受信ボックスに送ります。
[sendMessage()]ダイアログボックスの[宛先]フィールドにはユーザー名を1つのみ入力できます。1つのメッセージを複数のユーザーに送信するには、「ユーザープールへのsendMessage()」を使用します。
sendMessage()コマンドの[宛先]、[発信元]、[タイトル]、[本文]フィールドには、プロパティ変数、グローバル変数、および手順変数を含めることができます。sendMessage()コマンド内で、リンクしているメッセージテンプレート内のプロパティ変数、グローバル変数、および手順変数を参照できます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
sendMessageToPool()
選択したプールの全ユーザの受信ボックスにメッセージを送ります。
sendMessageToPool()コマンドの[タイトル]、および[本文]フィールドには、プロパティ変数、グローバル変数、および手順変数を含めることができます。sendMessageToPool()コマンド内で、リンクしているメッセージテンプレート内のプロパティ変数、グローバル変数、および手順変数を参照できます。プロパティ変数のリストについては、「チケットのプロパティおよび変数」を参照してください。変数の詳しくは手順変数と変数で作業するをご覧ください。
setEscalationTime()
チケットがエスカレートする時間を設定します。ステージに設定したデフォルトのエスカレーション時間をオーバーライドするには、[サービスデスク] > [デスクの定義] > [処理] > [ステージ] > [手順]タブを使用します。エスカレーションタイムは、受信器またはカレンダー時間を使ってチケットに関連付けたカバレージスケジュールを使って計算できます。例えば、カバレージスケジュールが週末のカバレージを含まない場合、そしてチケットエスカレーション手順が週末に作動していると、カバレージが月曜日の朝に始まるまで、チケットエスカレーションは時間をカウントしません。エスカレーションタイプが以下を使って計算されると:
setGoalTime()
ステージのゴールが完了する予定の時間を設定します。ステージに設定したデフォルトのゴール時間をオーバーライドするには、[サービスデスク] > [デスクの定義] > [処理] > [ステージ] > [手順]タブを使用します。
setTicketGoalTime()
チケットのゴールが完了する予定の時間を設定します。チケットゴールは、全チケットの有効期限を決定します。チケットに設定したデフォルトのゴール時間をオーバーライドするには、[デスクの定義] > [新規]/[編集] > [手順]タブを使用します。
writeProcedureLogEntry()
指定された文字列を、[システム] > [アプリケーションのロギング]に書き込みます。