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ソースのプロパティ

システムイベントからのチケットの作成

VSAは、システムイベントの発生時にチケットを作成するように構成できます。チケットを作成するシステムイベントのタイプは通常、警報またはインバウンドEメールです。チケットを作成するシステムイベントは、VSAユーザーがVSA内のさまざまな場所で[チケットの作成]をクリックしたときにも発生します。

システムイベントに基づくチケットの作成は、VSAのksubscribersデータベースのdbo.ticRequestテーブルにデータ行を追加することから始まります。行には、チケットの作成に必要なすべてのシステムイベントデータが含まれています。

Service Desk統合をアクティブにしている場合、チケットはService Deskモジュールで作成されます。Service Desk統合をアクティブにしていない場合、チケットはチケット発行モジュールで作成されます。

ソースのプロパティ

dbo.ticRequestテーブルの各データ行には、"ソース"列のセットが含まれています。これらのソース列は、Service Deskのみで使用されます。ソース列のセットには、次のパターンがあります。

ソース列セットの全体では、1つのソースタイプ列と12の"ペア"のソースタグ列およびソース値列とで、合計25列が含まれています。25列のセット全体は、Service Deskでのチケットの作成に使用するシステムイベントの内容を分類するために使用します。これらの情報のソース列は、ticRequestテーブルのデータ行からService Deskのチケットを作成するときにのみ使用できます。

サービスデスクでのシステムイベントからのチケット作成

Service Deskでは、ソース列のデータにアクセスするために、2つのタイプのコマンドのみが使用できます。

手順の実行

チケット要求重複排除およびチケット要求マッピングのサービス手順を実行するには、これらのサービス手順を[受信Eメールおよびアラームの設定]ページで指定する必要があります。

サンプルデータ

次のテーブルに、選択したソース列に表示される値の一部を示します。

SourceType

SourceTag1

SourceTag2

SourceTag3

SourceTag4

エージェント証明書が無効

agentguid

alertid

 

 

エージェントはオフライン

agentguid

alertid

 

 

エージェントオンライン

agentguid

alertid

 

 

エージェント手順失敗

agentguid

AlertRegistrationId

 

 

カウンター

agentguid

monitorobjectid

monitorvalue

monitorsetname

Disk Drive Change

agentguid

alertid

 

 

イベントログ

agentguid

AlertRegistrationId

LogType

LogTypeLabel

KNMi警報

assetid

monitorid

monitortype

 

ディスク容量低下

agentguid

alertidまたはAlertRegistrationId

 

 

新しいパッチ

agentguid

alertid

 

 

PCI Card Change

agentguid

alertid

 

 

プロセス

agentguid

monitorobjectid

monitorvalue

monitorsetname

RAM Change

agentguid

alertid

 

 

サービス

agentguid

monitorobjectid

monitorvalue

monitorsetname

SNMP

agentguid

monitorobjectid

monitorvalue

monitorsetname

システムチェック

agentguid

alertidまたはmonitorobjectid

 

 

Win AU変更

agentguid

alertid

 

 

SourceType

SourceTag5

SourceTag6

SourceTag7

SourceTag8

エージェント証明書が無効

 

 

 

 

エージェントはオフライン

 

 

 

 

エージェントオンライン

 

 

 

 

エージェント手順失敗

 

 

 

 

カウンター

monitorobjectname

 

 

 

Disk Drive Change

 

 

 

 

イベントログ

EventSetName

EventId

EventSource

EventMessage

KNMi警報

 

 

 

 

ディスク容量低下

 

 

 

 

新しいパッチ

 

 

 

 

PCI Card Change

 

 

 

 

プロセス

monitorobjectname

 

 

 

RAM Change

 

 

 

 

サービス

monitorobjectname

 

 

 

SNMP

monitorobjectname

 

 

 

システムチェック

 

 

 

 

Win AU変更

 

 

 

 

ソース値の列

上のテーブルには、ソース値の列が示されていません。ソースタグの列ごとに1列のソース値ががあります。ソース値のセルには、対応するソースタグセルの広範な値を格納できます。たとえば、上のテーブルのEvent Log行、Source Tag 4 列のセルには、文字列LogTypeLabelが表示されます。対応するSource Value 4セルに表示できるさまざまな値の一部を示します。