受信Eメールの構成
Service Deskを使用して、受信Eメールから新しいチケットを作成できるようにするには、次の5つのステップをすべて実行する必要があります。
注:アラームなどのシステムイベントに基づいてチケットを作成する手順については、「アクティブ化」を参照してください。
注:サービスデスクにリンクされているサービス手順でEメールが送信される場合は、[システム] > [アウトバウンドEメール]を使用して、アウトバウンドEメールを必ず有効にします。
アクション
Eメールリーダーの追加/編集
pop.youremailserver.com
、IMAPのEメールサーバーの場合はimap.youremailserver.com
などです。 SSLを使用がチェックされていると、メールサーバはIPアドレスの代わりにホスト名フィールドでホスト名を要求することがあります。 110
または995
です。acme@yourmail.com
の場合は、このフィールドに「acme
」と入力します。POP3
またはIMAP
です。ログ
ログは、成功のうちに完成したEメールリーダタスクと、発生したエラーをリストアップします。
チケットの関連付け
インバウンドEメールからのチケット要求は、次の3つの方法(この順で優先される)のいずれかで組織、マシンまたは連絡先(スタッフメンバー)に関連付けることができます。
Service DeskのアウトバウンドEメールに返信するインバウンドEメール
[デスクの定義] > [一般情報]タブを使用して、デスク定義から送信するアウトバウンドEメールのEメールでの表示名を設定します。
注:この名前は、Eメールのタイトルや本文のテキストに含まれる文字列と一致する可能性が低い文字列にする必要があります。この名前は、Service Deskから送信されるEメールに対する返信メール内で、区切り文字として使用されます。
Eメールの内容
Eメールリーダーは、添付付き、添付なしで、プレインまたはHTMLフォーマットEメールを受信することができ、チケット発行システムに内容を追加できます。RTFフォーマットEメールはサポートしてません。以下のタグをEメールのタイトルまたは本文に含むことができます。タグは大文字と小文字を区別します。
現存するチケットのみ
~ticid='xxx'
- Eメールの本文を既存のチケットに追加します。これはオプションです。KSDは、返信Eメールを受信すると、以前に送信したアウトバウンドEメールに含まれるチケットIDを使用して、追加先となる既存のチケットを特定しようとします。新しいチケットと現存するチケット
~hide
- メモを非表示メモにします。~hide
タグが削除されます。新しいチケットのみ
~username=’xxx’
- 指定された値xxx
が自動的に[提出者の名前]フィールドに挿入されます。注:~username=’xxx’
がEメールのタイトルと本文のいずれにもない場合、Eメール送信者の
アドレスが、[提出者の名前]フィールドに入力されます。送信元
~useremail=’xxx’
- 指定された値xxx
が自動的に[提出者のEメール]フィールドに挿入されます。~assignee=’xxx’
- 作成したチケットを特定のユーザーに割り当てます。このユーザは必ず存在しなければなりません。~machineid=’xxx.xxx’
- 作成したチケットをマシンIDに割り当てます。このマシンIDは必ず存在しなければなりません。~machinegroup=’xxx.xxx’
- 作成したチケットをマシンIDに割り当てます。このマシンIDは必ず存在しなければなりません。~organization='xxx'
- 作成したチケットをOrgIDによって組織に割り当てます。OrgIDが存在しなければなりません。注:次のフィールドはデスク定義で定義します。
~category=’xxx’
- 作成したチケットを特定のカテゴリーに割り当てます。このカテゴリは必ず存在しなければなりません。~priority=’xxx’
- 作成したチケットを特定の優先度に割り当てます。このプライオリティは必ず存在しなければなりません。~status=’xxx’
- 作成したチケットを特定のステータスに割り当てます。このステータスは必ず存在しなければなりません。~severity='xxx'
- 作成したチケットを特定の緊迫度に割り当てます。この緊迫度は必ず存在しなければなりません。~solutiontype ='xxx'
- 作成したチケットを特定の解決に割り当てます。この解決は必ず存在しなければなりません。~customfield=’xxx’
- 作成したチケットをカスタムフィールドIDの特定の値に割り当てます。このカスタムフィールドIDは必ず存在しなければなりません。