インシデント
のサービスデスクは、ITILガイドラインに基づく、より高度なサービスデスクです。インシデントサービスデスクは、サンプルステージエントリ手順、エスカレーション手順、ゴール手順を含むサポートチケットの処理の自動化の利点を示します。このサービスデスクには、事前定義サンプルユーザー役割、ユーザープール、組織タイプ、手順変数、メッセージテンプレート、ポリシー、カバレージスケジュール、および休日が統合されています。このサービスデスクを使用するには追加構成が必要です。
注:サブ手順を使用してインシデントのサービスデスクで優先度を設定する方法の詳細については、「サービスデスクでの優先度の計算」を参照してください。
必要条件
使用しているVSAに次のデータを既に定義している場合も、していない場合もあります。なければ、それらを作成しなければなりません。
構成
インシデント管理デスク
]の[デスクをインストールする]ボタンをクリックします。サービスデスク管理者
またはサービスデスク技術者
役割タイプを使用するSDユーザー
またはSD管理者
などのユーザー役割に割り当てます。SDユーザー
役割に関連付けられます。サービスデスク技術者
役割タイプを使用しているユーザー役割にユーザーを割り当てるには、[役割のプリファレンス]、または[定義] > [アクセス] > [役割]タブを使用して、そのユーザー役割にこのデスクを関連付ける必要があります。このステップは、サービスデスク管理者
役割タイプを使用するSD管理者
などのユーザー役割に割り当てられたユーザーには必要ありません。
サービスデスク技術者
役割タイプを使用する役割(SDユーザー
など)を使用するユーザーのスコープに割り当てます。このステップは、サービスデスク管理者
役割タイプを使用するSD管理者
などのユーザー役割に割り当てられたユーザーには必要ありません。
Gold_SLA
Silver_SLA
Bronze_SLA
インシデント
デスク内の次の各ユーザープールに割り当てます。これはチケットのライフサイクルの各ステップを見るためにチームをレビュすることができます。レビュチームがライフサイクル全体になじむと、別のユーザを別のユーザープールに割り当てることができます。[サービスデスク] > [デスクの定義] > [アクセス] > [プール]を使用して、ユーザープールにユーザーを割り当てます。レビューチームのメンバーは、ライフサイクル内で進行する各インシデントのステータスについて、VSAの受信ボックスメッセージで継続的に通知を受けることができます。Tier1Support
Tier2Support
Tier3Support
SupportManagement
Email_ReviewTeam
手順変数の値を、デフォルトの汎用値から一連のレビューチームのEメールアドレスに変更します。手順変数を管理するには、[サービスデスク] > [手順変数]を使用します。たとえば、値をjsmith@acme.com;fgorham@acme.com;twinters@consultants.com
に変更できます。この手順変数は、別の手順変数で参照されます。それは宛先を設定します:設定されるのは、インシデント
のサンプルサービスデスクで実行されるすべての手順内のすべてのsendEmail()コマンドの[宛先]アドレスです。レビュチームメンバは、ライフサイクルの間の進捗での各インシデントの状態に関するEメールで連続して通知されると期待し得ます。
レビュチームがインシデントのライフサイクル全体になじむと、以下の手順変数に別の値を再指定できます。
Email_Tier1Support
- Tier1Support
プールに追加されたユーザーのEメールアドレスを入力します。Email_Tier2Support
- Tier2Support
プールに追加されたユーザーのEメールアドレスを入力します。Email_Specialists
- Tier3Support
プールに追加されたユーザーのEメールアドレスを入力します。Email_SupportManagement
- SupportManager
プールに追加されたユーザーのEメールアドレスを入力します。Email_KaseyaServer
- "発信元"Eメールアドレスを入力します。Incident
を指定します。次に、[サービスデスク] > [グローバルな設定]で、Service Deskをアクティブにします。Incident
が使用するメッセージテンプレートを更新できます。これらのメッセージテンプレートには、CS
接頭辞はありません。